脳の炎症に関する新たな知見
2015年11月03日
こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックです。
今日の話題は「脳の炎症」です。
2015年10月のAmerican Journal of Psychiatryという雑誌の論文によると、統合失調症の方および統合失調症のハイリスク群の方々の脳の免疫担当細胞が、一般の方に比べて活発な状態にあることが判明したそうです。
これは新たな知見で、アルツハイマー病やうつ病と同じく、統合失調症が顕在発症する前の段階から炎症に関係していることを示唆しています。本格的に発症する前の段階から予防的に治療を行うことがもし可能になれば、患者さんの予後が劇的に改善され、より豊かな人生を送ることが可能になるでしょう。
統合失調症に限らず、心療内科や精神科領域の病気は、「早期発見」「早期治療」が予後を大きく改善することがわかっています。
季節の変わり目に、ちょっとしたメンタルの異変を感じることがありましたら、どうぞお気軽に 南浦和駅前 町田クリニックまでご相談くださいね。スタッフ一同、全力でみなさまの精神的健康をバックアップさせていただく所存です。
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