労働の対価
2016年09月28日
今日はグループワークで『労働の対価』というワークを行いました。
グループワークではよくある、コンセンサスの形成を目指すという課題です。
「30年働き続けた対価としてどんな報酬がほしいか?」を考えてもらうのですが、それぞれの価値観が垣間見られて面白かったです。
話し合いのプロセスの中で「何が自分にとっての幸せか?」を問われることになり、
家族を大切にしたい
ワクワクするような楽しみほしい
必要なお金があると安心する
などさまざまな意見が出ました。それぞれの意見を聞いていると、それぞれ共感できるところがあり、グループのコンセンサスを得るまでかなり議論は白熱しました。
話し合いの中で、
「全ての人の意見を大切にしたい」
「他人に迷惑をかけないことを一番に考えてしまう」
とご自身の価値観に改めて気づいた方もいました。
最終的には時間の関係で1~3位までしか決まりませんでしたが、全員が納得した結論を出せたのでよかったです。
ちなみに今回は
1.幸福な家庭に恵まれ子孫繁栄
2.一切の災害から守ってくれる家
3.85歳まで贅沢しなければ不自由なく暮らせるお金
になりました。
それから今日は半年近く通ってくださった利用者さんが卒業されました。
他の利用者さんから「30分何か話してほしい」という突然のリクエストがありましたが、30分以上ご自身のことを語ってくださいました。他の利用者さんにとてもいい影響を与えていたのが印象的です。
リワークといってもいろんな関わり方があるので、毎回こういった時間を持てるわけではないですが、とてもいい卒業式???になったと思います。
利用者さんの卒業はいつも嬉しい気持ちや、寂しさい気持ち、「本当に大丈夫かな?」といった心配する気持ちなどもあり複雑な気持ちになりますが、今回は「いってらっしゃい」という率直な言葉を伝えることができました。
カテゴリ:リワークブログ