イラショナルビリーフとラショナルビリーフ
2017年05月12日
こんにちは。
金曜日の午前中のデイケアは論理療法を中心に行っています。
同じ出来事があってもみんなが同じ感情や行動になるわけではありません。それは、ビリーフ(考え方)によって感情や行動が異なるためです。ビリーフには「ねばならない」「価値がない」等いったイラショナルビリーフとねばならない等とエスカレートしない柔軟な考え方であるラショナルビリーフがあります。そして、イラショナルビリーフからは不健康でネガティブな感情、ラショナルビリーフからは健康でネガティブな感情を抱きます。
はじめに、例題を出し、イラショナルビリーフを抱いた時の感情や行動、ラショナルビリーフを抱いた時の感情や行動を利用者の方々に感じていただき、わかちあいました。
その後、それぞれの経験を振り返っていただき、出来事、ビリーフ、感情・行動を発表いただき、そのことについて参加者全員で、こんな考え方をしてはどうかな?等と話し合う時間を設けました。
話し合うことで、様々な視点、考え方の枠が広がったのではないかと思います。
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