ビリーフについて
2017年06月09日
こんにちは。
本日のデイケアでは、まずは、トランプでババ抜きと神経衰弱を行いました。
ババ抜きでは誰がババを持っているんだろう?早く自分のカードがなくならないかな?ババがきてしまった際にも気づかれないようにどんな表情をしようかな?等と思いつつみんなで、楽しみました。また、神経衰弱では、どこにどのカードがあるかな?どのカードが開かれたかな?この数字は出たのにどこだったのか思い出せない等と頭を使いながら楽しみました。
後半は、論理療法。論理療法では同じ出来事があっても、誰もが同じ感情を抱くわけではない、ビリーフ(考え方)が感情を決定していると考えます。ビリーフには「ねばならない」「must」といった固定的なイラショナルビリーフと「好ましい」「better」といった柔軟なラショナルビリーフがあります。
まずは、ゲームを通じての考え方や感情についてそれぞれ振り返っていただきました。どんな考え方を抱きながらゲームを行ったのか?そんな時、どのような感情を抱いたのか等振り返りました。それぞれ、同じゲームを行っていながらも、違う考え方や感情を抱いていることを感じとっていただけたかと思います。
次に、論理療法のビリーフ(考え方・認知)について、普段の生活の中で抱いているラショナルビリーフについて振り返り、どのようなビリーフを抱くことで健康的な感情を抱くことができるか等について考えました。
そして、最後に論理療法の理論を振り返って終了。日常生活の中でもセルフヘルプの一助として、活用いただけましたらと思います。
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