ブログ

自分のほしいもの/記憶術

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

今月は12月なので「サンタにおねだりをするなら、何をおねだりしますか?」という問いかけについて考えてもらいました。

自分の「あれがほしい」「こうなりたい」を言葉にすると、元気が出てきますし、さらにそれに向けて行動していくとどんどんイキイキしていきます。まずは自分の気持ちを振り返り整理してもらいました。

すでに持っていてもより大切にしたいとおねだりする人や、家族や友人の幸せを願う人が多かったのも印象的でした。

また、自分の夢を語ってくださった人もいて、いろんな想いを共有することができました。

午後はブレイン・ストレッチで記憶術について取り上げました。

いろんな記憶術を試してみると、実際に何もしないで記憶したときよりも、みなさん確実に記憶力が向上していました。

 

 

自己表現の背景にある心理

本日のデイケアではアサーションを行いました。

自己表現には3つの自己表現(非主張的自己表現、攻撃的自己表現、アサーティブな自己表現)があります。

この自己表現について状況や相手等によって使い分けているかと思います。

ただアサーティブな自己表現をしたいにも関わらず、非主張的自己表現や攻撃的自己表現になってしまうことがあります。

それはなぜでしょうか。

そこで本日はアサーティブな自己表現をしたいのにできない時の背景にある心理を振り返りました。

そこには人に悪く思われたくない、関係を悪くしたくない、自分が我慢した方が良い

20171208104937

 

等様々な気持ちを分かち合いました。

まずはその背景の気持ちに気づくことが大切かと思います。

子ども時代を語ろう

今日はそれぞれの「子ども時代」について、思い出話に花を咲かせてもらいました。

子どもの頃に何をして遊んだか、誰の影響を受けたか、何に熱中していたか、各自テーマを設けて振り返って話をしてもらい、それについて他の利用者さんから感想や質問をしていく、というものです。

子ども時代にはたくさんの思い出や原体験が詰まっていて、その人らしさを発見するための宝物がたくさんつまっていることが多いです。

「みんないろんなものを持っているんだなぁということに気付いた」「子ども時代が今にいろんな影響を与えていることが分かった」など、たくさんの感想や気付きをシェアすることができました。

 

NLP1*見る人・聴く人・感じる人

火曜日午前中の自己洞察ワーク、今週からは<NLP~神経言語プログラミング>をベースにしたワークをやっていきます。

NLPは、砕けた表現で言うと「自分の思考の取り扱い説明書 」 みたいなものです☆

交流分析や認知行動療法とはまたちょっと違ったアプローチで、自分の思考のパターンを知り、よりラクな生き方、よりラクなコミュニケーションができるようになっていきましょう!

初回の今日は、NLPの基礎の基礎、五感の扉を開いてみました。

そもそも私達は出来事を、どのようなチャンネルを使って体験し、それを記憶し、また、その記憶を引き出していくのか。そのカラクリを紐解いてみました。

今日は<見る人><聴く人><感じる人>たった3つのアンテナの違いが、自分と他者が見ている同じ世界をこんなにも違う世界にしてしまうんだな、という体験をほんの触りだけしてみました。

コミュニケーションは他者と「自分」で成り立っていますので、まずは自分自身がどのアンテナを使っているのかを理解できると、一気に 見えてくる / 分析できる / つかめる ものがあるのですね。

 

今日は帰りがけにこんなシェアを戴きました。

「 今まで過去を思い出した時に対処というか、気持ちの処理ができなくて辛かった。今日は対処のスキルを教えてもらえて良かった。ずっと知りたかった方法だったので今日は来て本当に良かった! 」… と。

… おっと☆ 今日はソコがメインではなく、ペロっと触れただけだったのですが(^^;

了解です。次回以降、どこかのタイミングで、もうちょっとしっかりワークとしてもやりましょう☆ NLPもまた、練習すればする程、上手に使えるようになります。

 

NLP(神経言語プログラミング)はコミュニケーション、自分イノベーション、どちらにもとても有益です。

つい先日までは「4回くらいのシリーズで簡単に紹介を」と思っていましたが、なんとな~く例によってぐいっと回数が増える予感アリ… ☆

シリーズ中、途中からのご参加、いつでも大丈夫です。

午後の<>では、オーラソーマ®を使って自分の内側を見つめてみました。

自分の感覚に正直に。こ~んな並べ方からエネルギーを受け取るのだってアリです☆

色の世界に今日デビューされた方☆ 感性が豊かだったな~と思いました。

「そんまんま」のストーリーを感じるまま、湧き上がるままにお話して下さった方も。一般的な「色のことば」を知らない方がこんなにも自分の深みを自らしっかりキャッチできるのですね☆

ケース・スタディ「怒りの対処」

今日は、「怒り」をテーマにケース・スタディを行いました。

職場でよく起こりうる架空のケースを取り上げ、自分や相手をどう理解して受け止めたらいいか、そしてそこからどう対処したらいいのか。

同じ状況における「怒り」という感情であっても、捉え方と怒りのプロセスは様々で「相手への期待の表れ」「会社や自分へのリスクを被ったから」「二度同じことを繰り返すのはダメというプロ意識」「自分の基準とズレている(思い通りにならない)のが許せない」など人によって、いろんな意見が出ていました。

対処については、怒りが湧いてきた直後にどう気持ちを落ち着かせて表出していくか、という対処とそれでもうまくいかなかったときのフォローと2種類の対処をたくさんが出てきました。

イラショナルビリーフからラショナルビリーフへ

本日のデイケアは論理療法を行いました。

論理療法では同じ出来事があっても、みんなが同じ感情を抱くことはありません。それは、ビリーフが感情を決定しているという考え方をしているためです。

このビリーフにはイラショナルビリーフとラショナルビリーフがあります。

イラショナルビリーフとは、「ねばならない」「must」といった固定的なもので、ラショナルビリーフとは「好ましい」「better」といった柔軟なものです。

論理療法の原理等について説明した後、イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えたケースや変えたいと思っているもの等について分かち合いました。ビリーフを変えると簡単にいいますが、なかなか大変なものです。今までそのビリーフに基づいて生きてきていますから。

しかし変えられないものではありません。あるビリーフをもっていて辛い時には焦らずゆっくりと少しずつビリーフを見直していくことも一つかと思います。