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イラショナルビリーフを抱きやすい場面

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は論理療法を行いました。

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論理療法では同じ出来事があっても、みんなが同じ感情を抱いたり、同じ行動をとることはありません。それは、ビリーフが感情や行動を決定しているという考え方をしているためです。

このビリーフにはイラショナルビリーフとラショナルビリーフがあります。

イラショナルビリーフとは、「ねばならない」「must」といった固定的なもので、ラショナルビリーフとは「好ましい」「better」といった柔軟なものです。

イラショナルビリーフを抱くと不健康でネガティブな感情・自滅的な行動につながり、ラショナルビリーフを抱くと健康でネガティブな感情・建設的な行動につながります。

このような説明の後、自分のイラショナルビリーフを抱きやすい場面や内容、どのようなラショナルビリーフに変えたいか等について分かち合いました。

まずはイラショナルビリーフを抱きやすい場面等、自分の傾向に気づくことで、イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変える一助になるかと考えられます。そして、感情が惑乱した時等に、イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変える等、セルフヘルプとして役立てていただけましたら、と思います。

ソーシャル・スタイル

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークの報告です。

今日は、人をコミュニケーションのスタイルによって4つのタイプに分ける、ソーシャル・スタイルを紹介しました。

これは、自分や相手、そしてお互いのことを理解し、そしてよりよい関係を築いて行く上で、とても役立つ実践的なツールです。

今回リワークに参加されている人たちのタイプとしては、データを好み、緻密に理論を構築して行くミステリアスな理論家と人当たりがよく、やさしい雰囲気のサポーターの2つのタイプが多かったです。

誰がどのタイプか当てあいっこし、その後、それぞれのタイプのあるあるを話し合いました。

そして、それぞれのタイプとよりよい関係を築いて行くにはどうしたらいいか、みんなで考えました。たくさんの意見があがり、今後の人間関係を考えて行く上で役に立ててもらえると嬉しいです。

 

私の取扱説明書&「オレの花びら2018」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

今日は 「 私の取扱説明書 」 ワークを実施しました。

自分のことを分かっているようで、実は分かっていない、自分のことを伝えているようで、実は肝心なところが伝わっていない … そんなことに気付き、分かち合い、サポートし合ってみました。それぞれのグループで充実したシェアができたようです☆

今回は今週だけの予定でしたが、やっぱりもうちょっとだけ全体のシェアとワークをやりたいと思います。

来週の午前中は、前半が今回の残りのワークと、シェア&質疑応答、後半は<認知行動療法>基礎 を実施する予定です。(前半部分が長引いて「全部」になる可能性 … あります)

今回ご参加できなかった方も来週「私の取扱説明書」のシートをお渡しできますよ☆

午後の<なないろワーク>、今日は*ピンクのワーク*をやりました。立春も過ぎましたしね。

*ピンク*といっても本当に表現されるものはいろいろ! 同じ*ピンク*の中にも色々なピンクが。そして、塗り方、濃さ … 想い想いの*ピンク*にメッセージを込め、出来上がったものに名前をつけていきました。

集合写真を撮ったのですがね。

みなさん、快くご協力下さり、場所を移して

下駄箱の上で皆さんをお迎えしていたこのコ達の周りに*春と愛*を作ってみました

色のタッチがみ~んな違うから、本当に自然の中にいるみたい☆

自然の*ピンク*はどれを見てもまったく同じ*ピンク*はないものね

ストレス要因とストレス反応

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

今日はみなさんとストレス要因、ストレス反応について考えました。

「どういうときにストレスに気づくのか?」ということをテーマに話し合いました。

ストレスに気づくためには、自分の反応(いつもと違う自分=ストレス要因)に意識を向けることが大切です。毎日のコンディション・チェックや、心の習慣作りでみなさんの「気付き力」がどんどん研ぎ澄まされているようです。

そして、ストレス要因について整理しておくと、それに向けて準備したり、練習したり、心構えを作ることで予防につなげることができます。

今日整理したことを、今後のプログラムや日常生活の中でうまく活用して、みなさんの復職や再発予防に役立てていきたいと思います。

森田療法に関するプログラムがスタートします

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日より森田療法のプログラムがスタートいたします。

不安や恐怖を「あってはいけないもの」として「排除しよう」とすると、かえってそれにとらわれるという悪循環に陥ってしまいます。恐怖や不安はより良くより良く生きようとする欲望(生の欲望)と表裏一体のものであり、人間誰もが持っている自然な感情です。そこで、不安や恐怖をあるがままに受け入れながら、自分らしい生き方を目指していくというような考え方を森田療法ではします。

この考え方について、意見交換をいたしました。

森田療法は日本で創始された精神(心理)療法であり、日本人の心にも合うと考えられております。

森田の考え方を少し苦しい時などに活用いただけましたらと思います。

森田療法は本日はじまったばかり。

第1週目の金曜日に定期的に開催する予定ですので、これからもよろしくお願い申し上げます。

成果発表(2月)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック、リワークの報告です。

2018年から個別ワークとして自分研究を導入しています。①セルフ・コントロール、②キャリア・職業準備、③コミュニケーション、④趣味・ライフスタイル・時事ネタの4つの中で、自分の関心があるもので1つテーマを調べてまとめてもらっています。

知識やスキルは活用して、定着します。人に伝える、ということは活用の1つなので、リワークやデイケアでやっていることが少しでもみなさんの中に定着して行けばいいなという想いからはじめました。

 

今日はその自分研究の始めての成果発表の日でした。

テーマは『自己分析と今後への対策』『高齢者ドライバーへの自動運転の普及』『競馬の楽しみ方について』『睡眠(入眠)について』『復職後の職場でのコミュニケーション』『アロマテラピー』『自信の付け方』『部活動について』『TV局の料金等について』などなど様々なテーマが出ました。

今回は違うテーマの人でグループを作り、発表とディスカッションを行いました。

お互いの知識や経験を伝え合い、高めあい、広げあう。そんなとてもいい化学反応が起きていたと思います。今後も継続していき、いい刺激を与え合う場を作っていけたらと思いました。