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論理療法~事例を通じて~

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、論理療法を行いました。

このビリーフにはイラショナルビリーフとラショナルビリーフがあります。

イラショナルビリーフとは、「ねばならない」「must」といった固定的なもので、ラショナルビリーフとは「好ましい」「better」といった柔軟なものです。

イラショナルビリーフを抱くと不健康でネガティブな感情・自滅的な行動につながり、ラショナルビリーフを抱くと健康でネガティブな感情・建設的な行動につながります。

本日は、まず、雑談の長い先輩がおり、仕事に影響が出るという相談事例を基にグループで相談者のイラショナルビリーフを考えました。「先輩に話しかけられたら付き合わないといけない」、「私の仕事の邪魔をするなんて許せない」等のイラショナルビリーフから、相談者の過去を想定する等をして考えたビリーフ等様々なものが挙げられました。その後、それぞれの場面を振り返っていただき、相談者と同じようなイラショナルビリーフや自分の抱きやすいイラショナルビリーフを考えました。そして、それをラショナルビリーフに変え、自分の抱くビリーフについてわかちあいました。主に、仕事をしている時に抱いてしまうイラショナルビリーフについて、様々な視点からわかちあいました。そして、それを少し和らげたり、エスカレートさせずにラショナルビリーフに変えていくこと等について確認しあいました。イラショナルビリーフからラショナルビリーフへ変えることは簡単なことではありません。ただ、苦しい時等に自分のビリーフを振り返り、よりラショナルな生き方へつながっていくことができれば、と思います。

20180511110239

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