CBT*エンパスオフ
2018年05月15日
こんにちは。南浦和駅前町田クリニック リワークのご報告です。
毎週火曜日に実施しております認知行動療法(CBT)、
今週は、あまりにも相手や周りのことをまるで自分のことのように感じ取り過ぎてしまう・受け取り過ぎてしまう。。。環境にあまりにも感化されすぎてしまう(もはや同化レベル)。。といった、共感~empathy(エンパシー)の力が強すぎてしまう。
また、繊細つながりで、相手を気にし過ぎてしまう、いつまでもくよくよ引きずってしまう。。。そんな際の思考を柔らかくしていこうと検討してみました。
今日はまず、思考そのものを柔らかくする前に、自分自身がどのくらいその傾向があるか、Highly Sensitive Person (HSP) 「 とっても繊細な人 」度合いをリストを使ってチェックしてみました。
5人に1人は大なり小なりこのタイプ。今まで苦しかった出来事や生きづらさは、自分の努力が足りないとか、そういう問題ではなかったのですね。気付かずに「克服しなくてはいけない」 なんて思ってしまったら、そのまま自己肯定感ダウンにもつながってしまいます。
あ、自分はまさにこのタイプなんだな、と気付くことで、受けているインパクトを腹八分目ならぬ「ココロ八分目」に減らすことができるようになっていきます。圧倒され方も柔らかくなった方が、思考も広げやすくなっていきますね。
27点あるチェックポイント、ほぼほぼ満点のハイ・ハイスコアの方 … やっぱり何人もいらっしゃいました。
「マイナスな自己像」の部分の根本を今日はグラグラと柔らかくすべく揺らしてみました☆
具体的にどんな場面でどう思考を柔らかくしていくか … 強すぎる共感力を程よく弱め(エンパスオフ)、繊細・過敏で不便しているココロの部分をどう取り扱ってあげるか、 来週の<社交不安あるある>にも大いに関係してきますので、皆さんで引き続き検討していきましょう。
今週ご参加されていない方にもHSP度チェック用紙をさしあげます。途中ご参加、大丈夫です。
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午後の<なないろワーク>では、第3週目恒例のアートヒーリングでした。
自分のスイッチは、誰にでも自分の内側にちゃんとある☆ 外側に求めなくても大丈夫です。
↓↓↓ 一見暗そうに見えるのだけど、この中にこそ<底力>が宿っていて、そこに戻っていく。。。決してネガティブな意味ではない「今の自分のベストな色」と表現されていた時の、動じない、確信に満ちたパワフルな表情がとても印象的でした。幾重にも幾重にも … 色が重なっていましたね☆
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