みなさんこんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
今日は『ギネスに挑戦 → 日本一に挑戦』というプログラムを行いました。プロジェクトを推進していく過程を疑似体験するプログラムです。
今日はいよいよ「十万石饅頭タワー」で日本一に挑戦できる!と予定でしたが、交渉しに行った結果、肝心の十万石饅頭を使用する許可をもらえませんでした。
この経緯をみなさんと共有し、この現実をどのように受け止めたらいいのか。そして、これからどうしていったらいいのか、話し合いました。
「期待していただけに、ショックで受け止めきれない。」
「ショックで言葉にならない。」「感情の落差についていけない」
と受け止めた方もいれば、
「会社の真摯な姿勢に感銘を受けた。」「伝統のある企業は違うな」
「常識的に考えて、そういう結論に至ったのは理解できる」
と受け止めた方もいました。
それぞれいろんな受け止め方をされていましたが、みなさん「今、ここ」で感じている気持ちを自分の言葉で丁寧に表現されていました。
しかし、なんとか粘って交渉し、社長室長を紹介してもらうことができたので、何とか我々の気持ちを伝えられないだろうかと作戦会議です。ここでもいろんな案が出て、
「違う種目を考え直した方がいいのでは」という人もいれば、「この種目で挑戦したい」と熱く語った人もいました。また、「自分たちが何を目指して何をしたいのか、混乱してきた」という人もいました。
作戦会議においても、「今、ここ」で感じている自分の想いをみなさん1つ1つ率直に言葉にされているのが印象的でした。
最初は自分たちの気持ちをバーンとぶつけるしかないかなと思っていたのですが、みなさんと話をしていて、まずはもっと相手のことを知る、というステップがあることに気付きました。可能かどうかわかりませんが、企業見学に行けないかお願いしてみようということになりました。
振り返ってみると、それぞれの気持ちや考えをアサーティブに表現し、それぞれの想いを尊重し合い、そして化学反応が起きて新しい選択肢が増えていった。今回の話し合い(会議)は内容として、とても素晴らしく、充実したものになったと思います。
プロジェクトの疑似体験のつもりで始めたプログラムでしたが、企業(社会)と接点が生まれてきて本格的なプロジェクトに進化してきました。これからどんな風に発展していき、どこに行きつくのか、ワクワクが止まりません!