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疾病理解講座「ストレス①」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は疾病理解講座「ストレス」について行いました。

本日から疾病理解講座におけるストレスシリーズのスタートです。

まず、ストレスの代表的な理論として、Selyeが提唱した汎適応症候群とLazarusが提唱した認知に注目するストレス理論についての説明をいたしました。

この2つの理論について、簡単に説明をさせていただきます。

汎適応症候群とは、ストレッサ―に対して、生体が適応しようとする非特異的反応パターンのことです。そして、警告期、抵抗期、疲憊期の順をたどるとされております。Lazarusの提唱した認知に注目した理論では、ストレッサ―を受けると、まずは、それが自分にとって脅威かどうかを考える一時的評定、それが対処可能であるかどうか考える二次的評定を行います。二次的評定には問題焦点型コーピングと情動焦点型コーピングがあります。

そして、不適切な評定やコーピングの失敗によってストレス反応が起きるということです。

次に、きょうの健康「命を守るストレス徹底対策『万病のもとストレスチェック』」のDVDを鑑賞し、心の病に関する労災補償やストレスが関連する主な病気、ストレスに気づくための方法等について、確認いたしました。

最後に、参加者の方々が感じるストレスと反応、その対処法について分かち合いました。仕事上のストレス、言いたいことが言えないストレス、様々なものがあげられ、対処法として、上司と相談することや一人になること、最初に宣言してみること等、様々あげられました。

ストレスコーピングはストレッサ―がかかった時の強みになると考えられます。

自分に合ったストレス対処法を一緒に探していけましたら、と思います。

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