リフレーミング
2018年09月07日
こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
本日は、様々な心理療法の技法の中でブリーフセラピーにおけるリフレーミングについて行いました。
リフレーミングとは、フレーム(問題の見え方・捉え方)を変えることで問題の意味づけを変えることです。
例えば、100点満点のテストで80点をとった場合に、みなさんはどのように考えますでしょうか。
8割もできた、8割しかできなかった、2割も間違えた、2割しか間違えなかった、と人それぞれかと思います。同じ状況であっても、捉え方は異なるものかと思います。
一見、否定的に見えることでも、リフレーミングをすることで、見え方が変わります。
まずは「頑固」という言葉のリフレーミング。信念が強い、意志が強い、決断力がある、自分の考えを持っている等様々なものが出されました。同様に、「いい加減」についてもバランスが良い、良い加減、臨機応変等、「約束を守らない」ということに対しても、マイペース、自由、他人や時間にしばられない等様々なものが出されました。
次に、自分で否定的だと考えられることをリフレーミング。他者の捉え方、自分の捉え方を違って視点からとらえ直してみました。
日常の中で、リフレーミングを取り入れることで、肯定的に見る傾向や必要以上に悪く捉えないことにつながるのではないでしょうか。
心が苦しい時等に活用いただけましたら、と思います。
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