ブログ

ソーシャル・スタイル(2018年9月10日)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、人をコミュニケーションのスタイルによって4つのタイプに分ける、ソーシャル・スタイルを紹介しました。

これは、自分や相手、そしてお互いのことを理解し、そしてよりよい関係を築いて行く上で、とても役立つ実践的なツールです。

今回リワークに参加されている人たちのタイプとしては、データを好み、緻密に理論を構築して行くミステリアスな理論家と人当たりがよく、やさしい雰囲気のサポーターの2つのタイプが多かったです。

誰がどのタイプか当てあいっこし、その後、それぞれのタイプのあるあるを話し合いました。相手のことを理解する上で役に立つ質問を考えてもらったり、相手のタイプを予想するなど、楽しみながら実践的なプログラムになったと思います。

そして、それぞれのタイプとよりよい関係を築いて行くにはどうしたらいいか、みんなで考えました。たくさんの意見があがり、今後の人間関係を考えて行く上で役に立ててもらえると嬉しいです。

 

リフレーミング

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、様々な心理療法の技法の中でブリーフセラピーにおけるリフレーミングについて行いました。

リフレーミングとは、フレーム(問題の見え方・捉え方)を変えることで問題の意味づけを変えることです。

例えば、100点満点のテストで80点をとった場合に、みなさんはどのように考えますでしょうか。

8割もできた、8割しかできなかった、2割も間違えた、2割しか間違えなかった、と人それぞれかと思います。同じ状況であっても、捉え方は異なるものかと思います。

一見、否定的に見えることでも、リフレーミングをすることで、見え方が変わります。

まずは「頑固」という言葉のリフレーミング。信念が強い、意志が強い、決断力がある、自分の考えを持っている等様々なものが出されました。同様に、「いい加減」についてもバランスが良い、良い加減、臨機応変等、「約束を守らない」ということに対しても、マイペース、自由、他人や時間にしばられない等様々なものが出されました。

次に、自分で否定的だと考えられることをリフレーミング。他者の捉え方、自分の捉え方を違って視点からとらえ直してみました。

日常の中で、リフレーミングを取り入れることで、肯定的に見る傾向や必要以上に悪く捉えないことにつながるのではないでしょうか。

心が苦しい時等に活用いただけましたら、と思います。

 

お得なトーク!オトーーク(9月)

2018年から個別ワークとして自由研究を導入しています。①セルフ・コントロール、②キャリア・職業準備、③コミュニケーション、④趣味・ライフスタイル・時事ネタの4つの中で、自分の関心があるもので1つテーマを調べてまとめてもらっています。

今日はその自由研究した内容を発表する回、お得なトーク!オトーークの日でした。

みなさんの知識や経験をたくさん聞けてしまうお得なトークということで、お得ーーく(オトーーク)です。

 

「活きていく環境と産後うつ」「自分が好きな北海道のスイーツ土産」「飛行機大好き」「究極の癒しスポット!ねこカフェ」「考え方の癖の考え方について」「仕事上大切にしていること」「ヨガの呼吸法」「目に見えないエネルギー」

というバラエティ豊かなテーマをそれぞれが発表。今回も個性的な話が沢山聞けました。

みなさん、自分の話したいことをオーバーアクションで、「本当に好きなんだなぁ」「伝えたいんだなぁ」というのが分かるような素敵な表情で話をされていたのが印象的でした。

利用者さん同士で、オトーークの魅力が語られたり、「感受性が戻ってきたような気がする」「いろんな世界観に触れられて、純粋に楽しかった」という声を聞けて、私自身も嬉しく感じました。

何も準備がなくても参加できるようになっていますので、気軽に参加してもらえればと思います。

交流分析*人生脚本2

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

今日は台風で大荒れになりそうな中来室された皆さんと、交流分析を実施しました。先週に引き続き「人生脚本」の中の 「 13の禁止令」、後半の7つを検討しました。

まるでレールの上を走る電車のように、思考も行動もあまりに自分にとっては当たり前すぎて、レール(=人生脚本)の上を走っているに過ぎないことを自覚できない禁止令。

決してHappyでないそのレールでも、何もできない幼い頃の自分達にとってはベストなココロのサバイバルの方法でした。今日はその頑張ってきた頃の自分とも出会いましたね。

涙された方も多かったです。大事な大事な自分の核の部分ですものね … 。そして、今ここの自分も見つめ、子供の頃のサバイバルに頼らなくてももう大丈夫であることも、意識の中に入れてみました。

午後はアロマテラピーを実施しました。

アクション・プランとアファメーション

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

まだまだ暑いですが、9月が始まり秋が始まります。新しい季節に向けて一歩踏み出していきたいところです。

しかし、「やってみたい!」と思うことがあったとしても、「やったらどうなるんだろう?」「失敗したらどうしよう?」など不安になってしまい、その一歩がなかなか踏み出せないということもありますよね。

そういった最初の一歩を踏み出しやすくする、アクション・プランを立てました。

まずは、やりたいこと、やってみたいことをみんなでリストアップ!

 

こんなに沢山出てきました。やってみると思っていた以上にやりたいことが出てきたと自己発見される方もいらっしゃいました。

そして、こころの葛藤を取り除くワークを行い、具体的なプランニングへ。問題が起きたときの対処まで考えるので実行率が格段にアップします。

成功させるのが目的ではなく、やったらどうなるかを確かめるのが、今回のプランニングの目的です。実験のように結果についてワクワクしてきた人もいるようでした。

そして、みなさんが実行したとの体験がよりよいものになるように。何らかの理由で思うようにできなかったとしても優しく受け止められるように。

アファメーションを使って心の習慣をよりよいものにしていく言葉を考えました。

9月の中で、皆さんからどんな体験談が聞けるのか、楽しみです。