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ゲシュタルト心理学とゲシュタルト療法

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、様々な心理療法の中で「ゲシュタルト療法」について行いました。

ゲシュタルト療法とは、ゲシュタルト心理学の考え方を取り入れたもので、未完結な問題などの再体験を通じて、「いま、ここ」での気づきや自己の全体性の回復を重視する心理療法です。

ゲシュタルト心理学の「ゲシュタルト」とは、「全体性をもった形態」という意味があります。そして、全体は部分の総和以上のものであることを前提とします。確かに、メロディを聞く際に、1つ1つの音で捉えずに、1つのメロディとして捉えるかと思われます。

まずは、「ルビンの盃」と「娘とおばあさん」の図を見ていただき、何に見えるか等について分かち合いました。2つの図が見えますでしょうか?

日常にあてはめると、一方的な見方ばかりしてしまうと固定化した概念でとらえやすく、不適応になりやすくなってしまいます。そのため、多角的な視点から物事を捉える必要があります。

また、ゲシュタルト療法では、「今、ここ」での気づきを大切にします。そこで、「私は今○○に気づいています」と伝えあってみました。汗をかいていること、普段の生活でゲシュタルト心理学の考えを取り入れていたこと、体調がすぐれないこと等様々な気づきについて、分かち合いました。

最後に、様々な見方があるという観点から、従来の見方を他の視点から見たものについて、分かち合いました。

面倒だと思っていたことの見方、自分の性格に関する見方、職場に関する見方等、様々な視点から分かち合いました。

ゲシュタルト療法は気づきに始まり気づきに終わるとも言われております。これから、様々なワークを通じて気づきを深めていきたいと思います。

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