ゲシュタルト療法「ボディワーク」
2019年03月01日
こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
本日は、様々な心理療法の中で「ゲシュタルト療法」について行いました。
ゲシュタルト療法とは、ゲシュタルト心理学の考え方を取り入れたもので、未完結な問題などの再体験を通じて、「いま、ここ」での気づきや自己の全体性の回復を重視する心理療法です。
ゲシュタルト心理学の「ゲシュタルト」とは、「全体性をもった形態」という意味があります。そして、全体は部分の総和以上のものであることを前提とします。確かに、メロディを聞く際に、1つ1つの音で捉えずに、1つのメロディとして捉えるかと思われます。
また、ゲシュタルト療法では、「今、ここ」での気づきを大切にします。
そして、「今、ここ」での怒り等の不快な感情や感覚を捉え、それらを言語的・身体的に表出し、最終的には身体を通じて気づきを得ることを重視します。
本日はボディワークを行いました。ボディワークとは、身体と対話したり、身体になってみる体験で、身体を擬人化し、発言させることで、気づきを得る技法です。
目の渇きの気づき、肩の凝り、喉の違和感等からの様々なメッセージが挙げられました。
なかなか、自分の身体に目を向ける機会は少ないかとも思います。身体からのメッセージ身体の声を敏感に察知することで、自分の状態への気づきにつながり、対策への一助となると思います。
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