子ども時代の自分の宝物はなんだったでしょうか?
今月の「初めてのドラマセラピー」では、自分が子どもの頃に大事にしていた宝物を思い出していただき、それと対話をしてみるという事を行いました。
宝物と言っても、「もの」であるとは限りません。
大事な「空間」であったり、「場所」であったり、、、
なんでもOKです。
ある参加者の方は「おばあちゃんがいた朝のリビングルームでの時間」だと口にされました。
どうやって「空間」や「場所」になって対話をするんだろう?!
そう思われるかもしれませんが、大丈夫です!
ドラマの世界ではなんでもあり!
できない事は一つもありません。
ご本人に「その時の朝のリビングルーム」になっていただき、小学校時代の自分と、おばあちゃんに語りかけてもらいました。
さらに、役割を交代して、別の人が「朝のリビングルーム」になり、小学校時代の自分になった当人と対話を持っていただきました。
「ああ、あの場所も空間も、二度と戻ってこないと思っていましたが、そんなことありませんでしたね。久しぶりに会って、話せて、なんだか胸がいっぱいです。」
「自分にとっての大事なものって、なくならないんですね。この思い出が自分を守ってくれていたんだなと、まだ残っていてくれたんだなと、とても暖かなものを感じました。」
そんなコメントをいただきました。
「子どもの頃の宝物」というのは、その時の自分にとって御守りのような役割であったり、安全基地のような役割を持っていたり、自分の存在価値を認めてくれる大事なものだったりしますね。
大人になるにつれて、私たちは「一人で頑張らなくては」とか「まだまだ弱音は吐けない」とか、人は肩に力を入れて自分を頑張らせてしまいがちですよね。
しかし、、、
ふっと、自分に入っていた力を抜きたくなったとき、「子ども時代の宝物」を思い出してみてください。
心の中で、それと静かな対話を持ってみてください。
余計な力みがはずれ、優しく暖かな思いに包まれるのを感じてみてください。
ドラマセラピーでは、様々な手法で心身をリラックスさせ、自分や周りの人々への気づきや理解を深めていきます。
来月は6/15 第3土曜日に開催です。
楽しく遊びながら、自分の心身を解放していきましょう。
お待ちしております。