論理療法~IBテスト
2019年10月11日
こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
本日は、論理療法について行いました。
まず、論理療法の原理について見直し、ビリーフが感情や行動を生みだすことを確認いたしました。
ビリーフにはイラショナルビリーフとラショナルビリーフがあり、イラショナルビリーフからは、不健康でネガティブな感情・行動、ラショナルビリーフからは、健康でネガティブな感情・行動につながります。そのため、イラショナルビリーフを論理性、経験主義、実用性の観点から見直していくことでラショナルビリーフにつながることについて、確認をいたしました。頭では、わかっているけれど、なかなかビリーフが変えられない、どう変えて良いかわからない等のことがあるかと思います。
そこで、本日はイラショナルビリーフテスト(簡易版)を行い、自分がどのような場面でイラショナルビリーフを抱きやすいのか等について、考えました。イラショナルビリーフテストの因子として、自己期待、依存、倫理的非難、問題回避、無力感があります。イラショナルビリーフの中でも特に、自分が抱きやすいイラショナルビリーフの傾向を知ることで、上手く問題への対処ができることへとつながるかと思います。
また、論理療法を行う中で、認知行動療法との違い等にも話が広がり、様々な観点から考えてみる一助にもなったかと思います。
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