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こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、午前に発達障害について考え、午後はカラー心理を使って自己理解を深めました。

発達障害といっても様々なものがあります。

その種類や特徴を学ぶことで、自己理解や他者理解につながれば良いかと思います。

そして、誰にでも何かしらの偏りがあること、その個性をどう生かして、課題だと感じるところをどう補っていくかなど考えていくことはたくさんあります。

午後はカラーを使って現在の自分の感情や状態を確認してもらいました。

色には不思議な力があり、例えば赤なら発汗作用を促す、青なら鎮静作用など、その作用は様々なところで活用されています。

そうした色が与える影響力をつかって心を見ていきます。

「当たっていてびっくりした」、「自分にはピンとこなかった」など意識できる領域と無意識レベルの領域があるため、感想も様々です。

カラー心理に関しては、自分を限定して縛るものではなく、あくまでもその日のコンディションと連動した何かからのメッセージかもしれないと捉えて、今後に生かしていくものです。

ストレスあるある

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、日常の中でよりカジュアルに、よりお手軽に、より短い時間で考え方を柔らかく広げていくエクササイズに取り組んでみました。

コツはコツコツ☆ 一気にたくさんこなすのではなく、日々ちょこちょこエクササイズしていき「習慣」にできるといいですね!

また本日は「ストレスあるある」ということで、みなさんの中から「あるある」なストレスを題材に出して戴き、皆で検討していきました。

どうしても自分自身だけでは新しい考え方を生み出そうとしても限界が … 特に自分自身でも別途認知行動療法を学ばれたりされて多くの時間を費やしてきた方は、パターンが固まりがちで発想が頭打ち、手詰まり感があった中、今日は皆さんと一緒に検討したら、たくさんの発想と出会うことができて、更に考え方が柔らかく広げることができたそうです。これぞグループの力!

最初は「困りごと」だったのに、だんだん「わくわく」と「嬉しかった」がやってきた … !(ご本人談)

認知行動療法の醍醐味でしたね!

ほんのちょっと考え方が広がるだけで、新しい可能性も開かれていきました。

ご本人だけでなく、気軽にアイデアを出してくださった周りの方々にも、たくさんの気付きがあったようです。

★他人事だと思ってアイデアを出すと意外といろいろ考えが出てくる。そして自分にも「あ!あてはまるな!」と言ってから気付いた。

★今後似た状況になった時に、自分にも使うことができると気が付いた。他人事のつもりが自分の引き出しが増えた気がした。

★具体的な事例ですごく刺激になった。自分のことを覗かれてるのかと思ってドッキリした。(← フフフ☆「あるある」ですから!)

★自分だって同じ経験しているのに、人にはこんな風に言えてる自分自身にびっくりしてしまった。

などなど。 などなど・などなど!

他人事ではあるのですが、それを反射的に言えるということは、自分の中にその「引き出し」は既にスタンバイできているということ。

今日はそんな事にも気づいていきました。

 

伝えてびっくり、受け取ってびっくり、ただ聞き流していても「目からウロコ」な時間でしたね。

だんだん皆さんの身が乗り出す様子が微笑ましたかったです。具体的な実践で「こうやっていくんだ」を体得できていたら何よりです。

もっともっとケースを皆とやってみたい … そのお声に大きくYes!

 

3月は<行動療法>に集中します。「今できる問題解決力アップ」に取り組んでいきます。

問題解決力アップの極意とコツを身に着けた上で、更に4月に<ストレスあるある>の様々なケースを、今日のように皆であーでもないこーでもないと実践的に検討していきながら、総合的にストレスの対処力を更に養っていきましょう!

※シリーズ途中からのご参加も大丈夫です

2月の振り返り

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

2月最終の水曜日の今日は、今月の振り返りを行ないました。
リワークで取り組んできたこと、生活の中で気づいたこと、様々な視点から振り返りました。

そのなかから3つくらい、シェアしたいテーマを選んで付箋に書き出します。
模造紙にテーマをはりつけながら、関連する話を広げていきました。

先月は5つずつでも時間が足りなかったのですが、今月も、活発に意見交換がありました。
今月の振り返りで多くあがっていたのが、アサーションに関連したことと、「行動」することでした。
復職、転職、日常のなかで、行動することで悩んだり、行動することで広がったり。
さまざまな「現場」の声が、気づきを広げ、共感を生んでいたように感じます。

後半は、存分に身体を動かしました!久しぶりです。
運動も大切だね、と実感。楽しい時間はいいねと、リフレッシュできました!

さあ、また来月も。ゆっくり進んでいきましょう。

プラーナヤーマの練習

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガは、プラーナヤーマの練習ということで、片鼻呼吸法(ナディショーダナ)、完全呼吸法、ブラーマリー呼吸法の練習をしました。

片鼻呼吸法は、左と右の鼻を交互に使って呼吸をします。

首から上の血行を促進することによって、頭が非常にスッキリする呼吸法です。

交感神経と副交感神経のバランスを整え、自律神経が整うことで、身体が落ち着き、緊張がほぐれて眠りにつきやすくなります。

季節の変わり目や、心や身体のバランスを崩しやすい時期にもおすすめな呼吸法です。

その先にはどんな良い事がありますか?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日は自己洞察ワークとして「チャンクアップ」に取り組んでみました。

ああなったらいいなぁ、こうなったらいいなぁ … 「その先にはどんな良いことがるのだろうか?」「それによって何を得ることができるんだろうか?」そんな問いを何回も何回も繰り返し、最終的に辿り着く想いに繋がってみました。

自分の大切にしている「軸」が何なのか、自分が幸せを感じたり満足を感じたりするベースは何なのか?

いつもは無意識の領域に隠れていてなかなか気が付けない価値観に触れていきました。

そんな中で、自分は何のためにそれを欲し、その為には何をどうするか? 思考のチャンク(塊)のスケールを自由自在にアップさせたりダウンさせたりしてみました。

ワークを1つ実施しただけでも、皆さんたくさんの気付きがあり、それをシェアしてまた深まり。。グループって本当に有意義だなぁと思いつつ皆さんのお話をお聞きしていたひとときでした。

埼玉新聞 2020年2月に掲載されました。

2020-2 腸の働きについてのQ&A

埼玉新聞 2020年2月に掲載されました。

2020-2 抗うつ薬服用期間についてのQ&A

様々な挨拶シーン・自己紹介(グループワーク)

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、午前に様々な挨拶シーンについて考え、午後にグループワークで自己紹介を行いました。

お辞儀の仕方から名刺交換のマナーまで、実践を交えて学びました。

もう何年も前に会社の新人研修で習った方、特に習うことなく過ごしてきた方、様々な立場の方がいらっしゃいました。

何気なく行なっていたお辞儀や名刺交換のマターを改めて意識して取り組むことで、よりスマートで爽やかな印象を相手に与えることができます。

午後はグループで自己紹介をしました。

自分のプロフィールの中に「ウソ」を入れて紹介します。そのウソはどれなのか、皆で考えていきました。

紹介者は、人前での自己開示をしていかなくてはなりません。そして、聞き手は相手をよく観察すること、物事を明らかにしていくために効果的な質問は何かを考えること、などが課題です。

人の話を集中して興味深く聞くことで見えてくるものがあります。

紹介者の話から皆で様々な推察をしました。

自分の推察が当たった時はとても嬉しい気持ちになります。しかし、紹介者はウソを見破られるのではないかとハラハラします。

金曜日のグループワークは、「童心にかえる」ことで、生き生きとしたコミュニケーションを感じることもねらいの一つです。

また、少し負荷のかかる午前の復職支援の実践プログラムは、少人数になる傾向があるかと思いますが、少人数ゆえに発言しやすいという利点があります。

そのようなことを踏まえ、復職前のお試しとして参加されると良いのではないかと思います。

 

考え方が広がる→感情が楽になる体験

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の認知行動療法では、先週取り組んだ「認知再構成法」で実際に自分のケースを検討してみました。

さまざまな角度から考え方を・捉え方を出していき、最後にそれらをまとめて新しい考え方を生み出した時、最初にあった感情の度合いが変わっていったのを実際に皆で体験していきました。

知識だけじゃない、イメージだけじゃない、「実際にやってみる」がポイントでしたね!

自分自身で「あ!」と感じた変化の感覚をこれからも大事にできますように。

1つ1つの経験が習慣に。「塵も積もれば山となる」です☆

 

 

アサーティブに表現する-実践してみよう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、アサーションをテーマにした3回目です。
アサーティブな表現について考えてみました。

自分の思いを率直に表現する権利は、誰しもが持つものだとわかってはいるのだけど、、、
自分が苦手な思いをする場面にも、特徴があるようです。
日常場面や問題解決の話し合い、それぞれに適したアサーティブな表現があるでしょう。

診察や職場など、場面を設定してみると、アサーティブに、といっても、様々に伝えたい内容のバリエーションがありました。
それによって、表現の仕方もちがってくることがわかります。

そう簡単に身にはつかないものだよなという実感もあったようですが、少しずつ、実践しながらみにつけていきたいという思いもうかがえました。