ココロを守る「考え方のくせ」
2020年08月27日
こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
今日の<認知行動療法>では、いよいよ本丸、「認知」について取り組んでいきました。
状況や出来事に対してとっさに湧き上がる「ココロのつぶやき」の中にはストレス反応に繋がりやすい「考え方のくせ」のパターンがいくつかあります。
今日とても印象に残ったことは、それらの「考え方のくせ」を悪者扱いにしなくてもよい、とお伝えした時のみなさんの反応でした。
「考え方のくせ」がどのようにして自分の中で定着していくのか …
そのからくりを「最初はちょろちょろ流れる細い水」に例えながらお話をさせて戴きました時のみなさんの表情がとても印象的でした。
今週と来週は、ストレスに繋がりやすい典型的な「考え方のくせ」を検討していますが、ただその存在に気付くだけではなく、そのからくりに触れ、ココロを守っていこうとする防御力を「いまの自分」に適正なものにしていく為に有益な感覚にも繰り返し触れていきました。
今日は12パターンの内4つを検討しましたので、来週は残りの8つを引き続き検討していきます。
1つ1つのパターンを知ることと同じくらい、バランスを取り戻していく感覚そのものを身に着けていくことをここでは大切にしています。
理屈ではなく、算数ドリルのように、場数を踏んで、無理せず、こつこつ、ちょっとずつ。
来週もまた 無理せず、こつこつ、ちょっとずつ。
このエクササイズが身につくにつれ、<考え方を「変える」のではない> … この意味もまた理屈ではなく感覚で理解できていくことかと思います。
今週も既に「やってる!やってる!やってる!やってる!」反応満載のパターンが登場しましたが、来週はさらに「やってる!やってる!」が炸裂しそうです☆
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