動けなくするブロックを溶かす!ぶーたれ大合戦
2020年10月22日
こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
今月の<認知行動療法>では、行動部分に焦点を当てて「問題解決法」に取り組んでおりますが、その中でも本日は行動を阻む認知のブロックに気付いていくワークをしていきました。
題して 「 ブゥたれ大合戦! 」
出ましたねぇ!本当にたくさんの ぶぅ が出てきました!
問題解決法には6つの手順がありますが、そのどこにも何もブロックが入らなければ、さくっとさらっと行動に移せているのです。
ですが、「動けなかった」「動かなかった」「やれなかった」に至っているのは、手順のどこかに自分を止めるブロックがあるのですね。
そのブロックに気付いていくことがとても大事なのですが、ブロックを見つけるところにもブロックがかかっていやすいので、なかなか自覚ができなかったりするのです。
自分にはブロックなんてないな~ … と思っていたのに、実際にワークしてみたら、出てくる出てくる!どんどん書ける書ける!
これを「ないつもり」にして動こうとしてたのなら、そりゃ動けない訳だ …
そんなご感想が今日はとても多かったです。
これらのブロックは決して悪者ではありません。
むしろ、「ここが扉」なのです☆
最初の一歩の壁を壁だと気付けていなくて、「そこからだよ」に気づけなくて、そこを無視してその先~を焦点に当ててやりこなそうとしているので、動けない という結果に進んでいってしまいます。
このぶーたれをジャッジしないで、そのまま観察してみる。今日は皆でそんなワークをしてみました。
そして、1つ1つのブーたれの中には、たくさんの「考え方のくせ」が潜んでいることも皆で確認していきました。
今日は腕まくりして全力かつ超特急で1つ1つのぶーたれに対して実践的な発想のバランスの広げ方(対処)のヒントをお伝えしました。
・・・が全部終わりませんでしたねぇ。半分しか終わりませんでした。それだけ「ぶーたれ=上手くいく扉」を皆さんが拾い上げられた、ということです☆
来週は予定をちょっと変更して、せっかく皆さんが出した「宝」ですから今日の続き(後半)を1つ1つお伝えしていきましょう。
「こういうぶーたれ(ブロック)にはこういう発想と対処法で☆」を再びしみこませていきましょう。
来週、みなさんがご入室時には張り出しておきますので、皆で総力を挙げて吐き出した ぶぅ をじっくり眺めつつ、自分自身の ぶぅ を解き放ってみましょう。
プログラムでは最初に 大切な感覚 を皆でもう1回感じていきながら、今日の続きの検討に入ります。
完了しましたら、プログラム後半で問題解決法のデモンストレーションをやっていきます。
どなたかの「これ困ってるんだよねぇ」を題材にして、
時には観客として客観的に全体を見渡し、時には「天からの声」メンバーとして気軽に全員参加で考え、「問題解決法」の流れを改めて確認しましょう。
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