ドラマセラピー :どんな自分でも受容しながら寄り添っていくということ
2020年10月24日
今日のドラマセラピー では、自己肯定感ってなんだろう?という話から入りました。
「自己肯定感=自分で自分を良いと思えていること」という認識をしている人が、もしかしたら多いかもしれませんね。
確かにそうなのですが、それが「自分には、人よりもこんな良いところがある」とか、「自分はこんなことが出来る」とか、何かしら人と比べている部分で成り立っているとしたら、それはちょっと違います。
自己肯定感というのは、ありのままの自分を「それでいいよ」と思えている状態なのです。
「〜が出来ているから」「〜という長所があるから」とか、条件付きで自分を認めているのではなく、ちょっと弱いところがある自分も含めて、「それでいいんだよ」と思えている状態です。
誰しも皆、「前向きで明るくて良い感じの自分」だけなんて人はいないと思います。そんな自分に対してもリスペクトして、寄り添ってギュッと抱きしめてあげている状態です。
「悲しみを感じている自分」
「何を考えているのか、どこに向かっているのかわからない自分」
「繊細に反応してしまい、他者に対して仮面を被ってしまう自分」
そういった自分に対して、リスペクトしながら感謝と祈りを送るドラマワークを今日は行なっていきましたが、終わった後のシェアリングの時間には「なんだかホッとしました。」「どんな自分でもいいんだなって思えました」というコメントが出ました。
また、「悲しいって思えるってことは、それだけ大事にそれを思えていたかってことですよね。大事に思えていた自分がいるんだなって思えたら、悲しみが自分の中にあることが苦痛ではなくなりました。」というコメントも出ました。
自分を肯定していくことの第一歩は、どんな自分でもOKだと思えることだと私は思っています。
来月は11/28(土曜日)の午後にドラマセラピーを行います。初心者大歓迎!
ドラマの中で、楽しみながら一緒にそこを学んでいきましょう。
カテゴリ:リワークブログ