メディア掲載

埼玉新聞 2020年12月に掲載されました。

2020-12 ADHDの薬物療法についてのQ&A

1年の振り返りと個別フォローアップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、12月最後の月曜日ということで、いつもは月間の振り返りをするのですが、一年の締めくくりとして今年一年を振り返ってみました。

本当に、去年の同じ頃は想像すらできなかった今年一年。
生活や体調、環境など、様々な面で大きな変化を感じられた方も多かったことと思います。
自分にとっても、明日はどうなるかわからないと思うと、今、という時間を大切にする重さを実感した年でした。

今日は、それぞれで振り返りをした後、テーマを2つくらいに絞り込んで、キーワードを付箋に書き出しました。
様々なキーワードがはりだされたホワイトボードから、それどんなこと?そっちはなに?と興味が広がりました。
お互いに、聞きあったり、さらに感じたことを話したり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

日々の変化は実感できないかもしれません。
でも、1年前を振り返ってみると、自分に大きな変化があったことを実感された方も多かったようです。

個別フォローアップでは、それぞれ、復職や転職へ向けてのもやもや、復職後の不安なども話し合いました。
グループで語り合うことで気づくこと、1対1で丁寧に話し合うことでわかること、うまく組み合わせていきましょう。

今年一年、本当によくがんばった!
ぜひ、自分をねぎらってあげてください。

そしてまた来年も、笑顔で一歩ずつ進んでいけることを祈って。

ドラマセラピー :自分をいたわることの大事さ

今年は本当に、予想外のことが沢山あった未曾有の年でしたね。

今日は、目を閉じて1年を振り返りながら、自分の体の声に耳をすませることからスタートしました。

「身体知」という言葉があるのをご存知でしょうか?

直訳すると身体の知性ということですが、私たちの体は、頭と同じくらいに多くのことを記憶しています。

忘れていたようなことがフッと思い浮かぶとき、体にもその時に感じたのと同じような感覚が浮かび上がってきたりします。

今年一年を振り返りながら、自分の体の中から湧き上がって何らかの反応があれば、そこに対して優しく気づきの目を向け、さらに対話を持つワークを、ドラマの手法で行っていきました。

「本当によくがんばったね。」
「辛いことも沢山あったけれど、よく乗り切ってきたね。」
「えらかったよ!」

そんな言葉を身体に与えてあげながら、自分をぎゅっと抱きしめてあげる、、、
これは、本当に大事なことだと私は思っています。

自己肯定感は、まずは自分を大事にすることから始まります。
自分が自分に寄り添って、思いやりといたわりをむけてあげることは、自分を誰よりも大事にして上げることと一緒なんですね。

今日は今年ラストのドラマセラピー でしたが、最後はみんなで「来年に向けてのカード引き」を行って楽しく終わりました。

来年は1/23(土曜日)に行います。
初心者大歓迎!
どうぞ、お気軽にいらしてください。

クリスマス企画☆カフェインやハーブの影響&グループワーク

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日はクリスマス企画で楽しみました。
午前中はカフェインの影響やハーブの影響について学び、実際に試飲しました。
種類は通常のコーヒー、ノンカフェインコーヒー、紅茶・ラベンダーティー、エキナセアティー、ミントティー、カモミールティー、ローズヒップティー、ジンジャーレモンティー、黒豆茶、白茶などでしたが、チョコやクッキーなどのお菓子とも相性が良かったです。
また、クリスマスソングを聴きながら、サンタクロースになったつもりで自分に手紙を書いたり、今年一年を振り返ったりもしました。

午後は、クリスマスクイズやポーズ合わせ、非言語コミュニケーション、サイコロトークなどで盛り上がりました。
ポーズ合わせで残念な結果になった方には、落ち武者のカツラをかぶってもらいました。
その姿を見た皆から褒め言葉をプレゼントするという、なんとも面白い案を参加者からいただき、やってみました♪
普段は見ることのできない、楽しい姿を目にしてほっこりした1日でした。

今日は今年最後の金曜日でした。この1年間、皆様には大変お世話になりました。
皆様のおかげで成長できていると感じています。
来年もどうぞよろしくお願いします。
良いお年をお過ごしください!

考え方のくせ①*結論の飛躍・破局視

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今年最後の<認知行動療法>では、「考え方のくせ」(自動思考)について検討していきました。

今週からスタートし、来月1か月間集中して取り組んでいく「考え方のくせ」。
今日はその中でも、不安やうつに非常に関連がある考え方のくせ「結論の飛躍」と「破局視」に焦点を当ててみました。

どんどん自分の中で物事が悪い展開になっていくドラマを描いてしまう2つの考え方のくせ。
その考え方そのものが悪い訳ではありません。自分自身を守ろうとするが為に発生してくる思考です。

「何のために」浮かんできているのか … その恩恵処だけをキャッチし、
感情そのものには振り回されない「バランス」が大切であることに気が付いていった時間となりました。

最悪なことを考えるメリットを語ってくれたお話に、みなさんが一同に

うん、うん、うん、うん、

と大きく小さく波のように頷いているご様子 …  ああ、動画にしたい!
(しませんしできませんが)

お1人だけでなく、「皆さんが」同じように感じているこの想いを
一緒にわかち合えたら、この光景を目にすることができたら …

「自分だけじゃない」きっと安心できたり落ち着いたりできるだろうな … と想いを馳せながら、
たくさんの方々のお顔が浮かんできました。

今年最後の<認知行動療法>では、「苦しさの根源にある思考」に注目をして終了しました。
皆さん本当にそれぞれのペースで自分自身を見つめていかれた1年でした。

引き続き、来月も「考え方のくせ」を癒し、バランスを取り戻していきましょう!

根っこにあるこころの構え-OK or not OK

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

12月の水曜日は、「相手に振り回されない」コミュニケーションについて考えてみました。
最後の今日は、自分のこころの構えと対人関係とのかかわりを考えてみました。

私たちは、小さい頃からの環境や対人関係の積み重ねで、他者や自分に対するこころの持ち方を定めています。
小さいころからの刷り込みで、自分にとって当たり前のポジション、とりやすいポジションが決まっているという感じです。
それは当然、今の自分の対人関係にも影響を与えています。

今日は、身近な人や場面、状況などをイメージして、自分がどのポジションを取っているか、振り返ってみました。
シンプルに考えてみて、その人との関係で、自分と相手を、OKと思っているか、Not OKと思っているか、を考えてみました。
すると、皆さん、それぞれの自分のパターンがあること、自分へのポジションを変化させることで相手との関係の変化を実感していることなど、様々な発見があったようです。

もちろん、気持ちよく、居心地のよいポジションは、私も、相手もOKとする構えです。ただこれは、それほど簡単な事でもありません。
それでも、自分がどのポジションにいるかに気づき、居心地が悪ければ、相手や自分をOKとすることで変化が起こせそうな感じです。

個別フォローアップでは、今年を振り返って、今までの取り組みを振り返って、新しい局面にむかって、いつものようにそれぞれの話題がありました。
15分程度ですが、人に話してみることで、ほっとしたり、気づいたり、整理されたりすることも多い時間です。
グループは気後れするという方も、ぜひ気軽に、マンツーマンで話すことからスタートしてみませんか?

足の冷え解消ヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日は足の冷え解消ヨガをしました。

足先の冷えに悩む女性はとても多いです。

末端冷え性の方は、筋肉量の低下、血液循環の悪さ、基礎代謝の低下などにより体内で熱をうまく作りだすことができず、血液を体の末端部分まで運ぶことができていないためおこると言われています。

体の熱の約60%は筋肉から生み出されているため、一般的に筋肉量が少ない女性は冷えやすいのです。

今日は、基礎代謝をアップし、筋肉をつけるヨガをしました。

足指、グーチョキパーもおすすめです♪

今年一年どうもありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。

「今年」に気づく*リフレーミング2020

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今年最後の火曜日<自己洞察ワーク>では、「リフレーミング2020」と題して今年を振り返ってみました。

「リフレーミング」とは物事に対して自分が捉えている枠組みを取り換えてみること。物事はたった1つの意味づけに固定されているものではありません。さまざまな捉え方があり、そのバランスがメンタルの健康度を支える1つともなっています。

本日は「内容リフレーミング」の理解を通して、今年を振り返っていきました。

ここを訪れる皆さんにとってこの2020年はいろいろなご経験があった年となりましたね。そこにある意味と意義を丁寧に拾い上げていきました。

たった1人きりで解釈をしてしまうと、範囲が狭くなり固定もしがちですが、客観的な視点からの捉え方には実にさまざまなものがあることに気が付けたご様子でした。

皆からのメッセージが書かれたシート…「これはもう捨てられない」

皆さんのこの1年の想いが詰まったこの1枚。年末に実施する度に目にするお言葉ですが、毎回「本当、そうですよね」としみじみ頷くばかりです。

自分自身を見つめていく火曜日。日常こんなに立ち止まってじっくり自分自身を理解してあげることは、人生通してもそう多くの機会はない方が多いです。

今年も皆さんたくさんの深い気づきがあり、学びを分かち合った1年でした。

1年の間にご参加された方、ご卒業された方、それぞれのステージで次の1年も実りある日々となりますように!

働くうえで大事にしたいこと-アンカーとモチベーション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、働くうえで大事にしたいことを振り返る一日にしてみました。
働くことは、生きていくなかで大事な要素の一つになります。
これから、もっと生き生きと働らけるように、自分にとって大切なことを整理しておきましょう。

前半は、キャリア・アンカーという考え方を使って、自分の価値観に気づくワークをしました。
キャリア・アンカーは「人生の碇」。
大切にしたい価値観と、優先順位の低い価値観を順位づけして、「いらない」と思うものを捨てることが目標です。
順位の低かった価値観は、もしかしたら、周囲のほかの人達からうけとってきたものかもしれません。
私たちの時間にも、キャパにも限りがあります。
その限りある資源を最大限に、納得できるように使うためには、勇気ある取捨選択が必要なのです。

後半は、働くうえでのモチベーションのありかを探っていきました。
仕事をしてきた時間のやる気のアップダウンを描いてみます。
さらに、体調が悪化した前後、プライベートで変化があったときなど、他のことも組み合わせていきました。

改めて振り返ってみると、価値観とやる気がつながって、ああ、そういうことかと合点がいくことも。
「居場所」「支え」そういった目に見えないような関係性も、やる気の支えになっていたことも実感されました。

こういった仕事と自分とのかかわりかたの振り返りは、体調を崩したきっかけや、その背景を様々視点から見直すことにつながります。
来月は、復職、転職へむけて、再発予防を考えていきましょう。
復職面談でも大事なポイントの一つです。ストレスケアの道具は、いくつあってもいいのですから!

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の疑問や不安に対して、既に復職された方々が経験を振り返ってアドバイスをしたり、復職後のコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローしていくグループです。

今日は復職前後の振り返りが中心でした。

現職に就いた経緯、休職前の出来事、復職してからの労働環境、人間関係、理想と現実のギャップなど、様々なことが語られ、それらについて話し合いました。

今まで自分の人生を振り返ったり、自分の思っていることを人に話す機会がなかった。休職して色々と考えられる時間が持ててよかった。RWで他の人の話を聞いて、そういう考え方もあるのかと、他の人の意見を受け入れられるようになった。RWで学んだことを実際その場では使えなくても、後から自分の思考に気付けるようになった。今後は自分の体験やRWで学んだことを、他者にも伝えていきたいと未来への希望も語られました。

RWフォローアップでリセットできた、無理せずできることからやっていこうと思った、などの感想をいだだきました。ときどき、立ち止まって考える時間を作って、今後も健康で働き続ける活力にしてください。