考え方のくせ①*結論の飛躍・破局視
2020年12月24日
こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
今年最後の<認知行動療法>では、「考え方のくせ」(自動思考)について検討していきました。
今週からスタートし、来月1か月間集中して取り組んでいく「考え方のくせ」。
今日はその中でも、不安やうつに非常に関連がある考え方のくせ「結論の飛躍」と「破局視」に焦点を当ててみました。
どんどん自分の中で物事が悪い展開になっていくドラマを描いてしまう2つの考え方のくせ。
その考え方そのものが悪い訳ではありません。自分自身を守ろうとするが為に発生してくる思考です。
「何のために」浮かんできているのか … その恩恵処だけをキャッチし、
感情そのものには振り回されない「バランス」が大切であることに気が付いていった時間となりました。
最悪なことを考えるメリットを語ってくれたお話に、みなさんが一同に
うん、うん、うん、うん、
と大きく小さく波のように頷いているご様子 … ああ、動画にしたい!
(しませんしできませんが)
お1人だけでなく、「皆さんが」同じように感じているこの想いを
一緒にわかち合えたら、この光景を目にすることができたら …
「自分だけじゃない」きっと安心できたり落ち着いたりできるだろうな … と想いを馳せながら、
たくさんの方々のお顔が浮かんできました。
今年最後の<認知行動療法>では、「苦しさの根源にある思考」に注目をして終了しました。
皆さん本当にそれぞれのペースで自分自身を見つめていかれた1年でした。
引き続き、来月も「考え方のくせ」を癒し、バランスを取り戻していきましょう!
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