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パートナーシップを考える★ディベート

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

「パートナーシップを考える」では、LGBTQも踏まえつつ、職場やプライベートでの性差を考えたコミュニケーションについて考えてみました。
男性上司と女性社員の会話の事例や家庭内での夫婦の会話の事例などを元に、男女のすれ違いを確認し合いました。
例えば、女性的な共感してほしい心と男性的な問題解決をしようとする考えです。
心の傷ついた体験について、女性寄りの心であれば共感して話を聞いてほしいと考えるでしょう。
しかし、より男性的な心であれば傷ついた原因を突き止めて排除しようとすることに一生懸命になるかもしれません。
こうしたコミュニケーションのズレに気づき、相互理解につなげていけたらいいですよね。

今回は、性差の違いを理解していると無駄な喧嘩をしなくて済むのではないかと思ったとの感想がありました。

午後のグループワークでは、ディベートを行いました。
今回の議題は「旅行をするなら山派か海派か」です。
実際の自分の好みとは関係なく、役割としてどちらかの派閥に徹してもらいました。
いかに第三者(審判)納得させる理論を展開できるかがカギです。

議題についての討論とはいえ、自己主張をしていくので、かなりのエネルギーを要しますので、週末の心地良い疲れとなったのではないかと思います。

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

認知再構成法で休職の不安を見つめる

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
本日の<認知行動療法>では、認知再構成法のケーススタディとして
「 長引く休職の不安を見つめる」をテーマに皆で検討していきました。

ご参加されたばかりの方々もいらっしゃるので
「認知行動療法の基本」にも触れながら進めていきましたが

・あたまの中でグルグルになってしまっていること そのもの に無自覚だったと気がついた
・考えなんてひろがりっこない、この気持ちが軽くなることなんてない、と思っていたのに、
  自分の変化が意外だった
・自分の気持ちや考えている事すら分からないと思っていたけど、
 みんなの話を聞いていたら、「あ、それ自分にもある」とようやく気付けた

などなど、などなどなど …
今日もたくさんの気付きがあったご様子でしたね。
書き出していく、ということの大切さを改めて感じる事ができた時間にもなったようでなによりです。

来週からは「行動」の部分に焦点を当てていきます。
なかなか動けない … そこにあるブロックを皆でとかしていきましょう。

卒業発表と振り返り

こんにちは。
南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、2月の振り返りと卒業発表の日でした。
卒業発表では、復職間近の方が、これまでの経緯や取り組みを振り返って、経験をシェアしてくださいました。

参加者の方に復職された方がいらっしゃったこともあり、今日は、これからどうしていったらいいんだろう?という問いに、
様々なかたちのヒントがみつかった日だったのではないかと思います。

病気、症状、ストレス、不安、、、、私たちは様々な「やっかいごと」とともに生きていくことになります。
どういうかたちで折り合いをつけていくのか、納得のいくまで向き合った方々は、それぞれに、答えをみつけていらっしゃったようですね。

卒業発表は、いつもにまして、本当に感動的な内容だったと思います。
ここにもまた、新しい門出にむけて、自分なりの道筋をみつけた方がいらっしゃったと、感じました。

危機を転機にする力-過去の意味づけ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

私たちの人生は、思いがけない出来事の連続です。
休職や離職を余儀なくされた方は、今のこの経験が、予測できなかったこと、かもしれません。

今日は、こういった経験を受け止め、その先につなげていく力として、レジリエンスをとりあげました。

レジリエンスの5つの要素をチェックすると、自分がもっているリソースがわかってきます。
そして、これまでの経験を振り返ることで、これまでにそのレジリエンスが発揮されてきた経験を思い出すことができます。

最後は、自分にとっての「山」と「谷」になるエピソードをふりかえって、ヒーローになったつもりでインタビューに答えます。
なぜ、その時頑張れたのですか。何を大切にしてきたのですか?

皆さんの中には、すでに「回復する力」があります。
少しほこりをかぶったり、さび付いているかもしれませんが、取り出して、はたきをかけて、油をさせば十分使えるはず。
その経験を、これまでにも何度も、何度も、積み重ねてきている自分の可能性をまず、自分が信じてみましょう。

経験を振り返ることは、過ごしてきた時間を自分の実感につなげる力があります。
実感をもって時間を過ごすことで、様々な経験を納得して、次の一歩を踏み出すことにつながるでしょう。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復帰される方々の疑問や不安に対して、既に復帰された方々が経験を振り返ってアドバイスをしたり、復職後のコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合うグループです。

苦手な仕事が上手くできなくて落ち込んでしまった…  

そんな経験ありますよね。みなさんはどうしていますか?

終わった直後は疲弊してしまって、できなかった自分を責めてしまう…
他の人が自分のことを悪く言っている気がする… と絶望的になりがちです。

でも、帰宅して落ち着いてから振り返ってみると、

・人手が足りなかった
・たまたま手がかかる事案が続いた
・経験が少なかった
・苦手なことは誰にでもある
・できることはやった
・得意なことはできている
・相手も必死だった
・無事に仕事は終わった

など、状況が原因と思われることもあり、決して自分だけのせいではなかったことが分かります。

また、「自分はだめだ」「もうお終いだ」などの自動思考(自然と浮かんでくる考え)も浮かんできて、その思考が自分を責めたり、落ち込ませていると気づきます。

今後、同じようなことが起こったときには、しばらくしてから客観的に振り返ってみる、今回のリストを見直してみる、そうすれば次の日まで否定的な気分を持ち越さなくてすむ!

その日のネガティブな気分はその日のうちに解消! という結論に至りました。

なかなか切り替えられないときには、お風呂に入ったり、美味しいものを食べたり、音楽を聴いたりして気分転換をすると、冷静に考えられるようになるという意見もありました。

リワークで学んだ認知行動療法が、自然と身について、役に立っていることが確認できました。
その時すぐには気づかなくても、後から客観的に見る力、思考の癖に気づく力、修正する力は確実に養われています。

上手に使いこなして、健康に仕事を続けていきましょう。

依存症★グループワーク

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

「依存症とは」では、依存症の種類やその背景にあるものを学びました。
依存症とは「特定の何かに心を奪われ、やめたくてもやめられない」状態になることです。
ポイントとしては、自分一人の力でどうにかなる状態ではなく、自分や親しい人がそのことによって苦痛を感じたり生活に困りごとが生じたりした状態であるかどうかです。

例えば、お酒をやめたくてもやめられない。飲み過ぎて肝臓を壊している。さらに、一日の大半を酔った状態で過ごしているため、仕事や家事ができないなどの困り感です。

誰にでも依存症になる可能性があることがわかり、普段から自分の変化に気を付けて観察しようと思ったとの感想がありました。

午後のグループワークでは、サイコロトークを行いました。
少人数だったため、普段は話せないことも話しやすく無理のないところから、自己開示ができたのではないかと思います。

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

★2月のプログラム

 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど ヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど  認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど 実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

CBT*考え方を広げるアイデア集合!

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、最近幣リワークにご参加され始めた方も多かったため、
認知行動療法の基本もお伝えしつつ、
「考え方を広げよう」というテーマで
「認知再構成法」という手法に取り組んでいきました。

まずはストレス場面の全体を見渡す(アセスメント)の大切さを確認し、
その中でも肝となる最も強い感情を引き起こした「 ホットな思考 」 にターゲットを絞り
その考え方を広げていく・柔らかくしていくヒントやアイデアの数々を
意識の中に入れていきました。

みなさんにとって今日一番の「意外や意外」な収穫は、
どうやら 「 ミラクルが起こったら 」 のヒントだったご様子です。

ストレスが強くなっている時に
気に病んでしまうくらい悩んでしまっている時に
「ミラクルどころじゃないんだよ!」

… と思うのは自然なことですよね。

ところがところが … の話をさせて戴く中で
これがただの気休めではない、バランスを戻す効果がしっかりあるのだな、ということを
ご理解いただけたようで何よりです。

考え方のクセに気付くだけでも 大きいです。
考え方を広げるヒントから「ああ!」と気づけることも大きいです。
まだまだあったフレーズの中も、ご自分にとって使い勝手のよいものを身に着けていけるとラクになりそうでしたね。

 

来週は、本日取り組んだアイデアを実際に使えるようになりましょう!

どなたかにモニターさんになって戴いて、
「認知再構成法、実際にこうやって使うんですよ~」をデモンストレーションしながら、
みんなでケーススタディをしていきます。

みなさんは、オーディエンス 兼「天の声♪」。
「天の声」として自由に発想を広げていきましょう。

既に決まっている基幹テーマは
「休職状態の長期化で焦ってしまう」。
そこに実際のどなたかのリアル(現実)を乗せて検討していきます。

「見てるだけでもいいなら参加したい」
もちろんOKです!

ひとりだけで考えていると辛いですよね。
認知行動療法のことをまだ全然知らない・触れたことがなくても大丈夫です。

自分だけじゃないんだな、と感じながら、
みんなで考え方を広げていきましょう。

 

自分を思いやるこころ、自分を支えるこころ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は「自分」に対する受け止め方を考えるテーマでした。
前半は、自分を思いやる気持ち、後半は自分を支える心について考えてみました。

日ごろ、自分に厳しくすることには慣れている人が多いのではないでしょうか。
対人関係や、目標達成、様々な場面で、私たちは大きな努力を強いられます。
苦しくても、つらくても、自分を鼓舞し、エネルギーを振り絞ってがんばっています。

その根っこには、ほかの人や社会から受け取った「価値基準」があるかもしれません。
その基準にそって自分を評価することで、自分の存在を認めようとする。
その繰り返しが永遠に続くのでは、いつか私たちは疲れ切ってしまうかもしれません。

前半も後半も、今日のテーマは難しいと思った方が多かったですね。
私たちがいかに自分とつきあうのに苦労しているかを表しているように感じました。
スッキリしないことに頭を使って、もやもやしたまま帰るのは、なんと居心地の悪いものでしょう。

でも、正解なんてないのかもしれません。誰かにとっての答えは、その人の答えでしかありません。
もしかしたら、答えのでない答えを、ずっと考え続けていくのかもしれませんね。

追記:来週2月24日(水)の午後は、復職間近の方の卒業発表があります。
経験者のプロセスをうかがえる絶好のチャンスです。ぜひ、ご参加ください。
個別フォローアップは、卒業発表の終了後になります。
状況によってお一人当たりの時間が短くなることもありますので、ご了承ください。

骨盤まわりをゆるめる

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日のヨガは骨盤まわりをゆるめるヨガをしました。

デスクワークなどで長時間座っていることで骨盤まわりの筋肉がこわばります。

運動不足、筋力の低下によって骨盤内の筋肉がアンバランスになったり、血流が悪くなったりすることで、月経通やPMSなどを招いてしまいます。

本日はスクエアポーズ、バッタコナアーサナ、プラサリータパドッタナアーサナ、スプダヴィラアーサナなどを取り入れました。

ご自分の体の状態を確認しながらヨガでケアしてあげてください。