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アドラーの言葉より

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<自己洞察ワーク>では、自己肯定感について取り組んでいますが、
今日は心理学者であり精神科医のアルフレッド・アドラーが残した言葉から

いまの自分の助けになるフレーズを
取り入れていきました。

フロイトやユングと並んで「心理学の三大巨頭」の一人として高く評価されてきた存在のアドラー。
バウンダリー(ココロの境界線)の概念にも触れるフレーズがそこここにありましたね。

 

アドラーが伝えたことを表面的にだけ拾っていくと
「グサっとくる部分もあって辛い」というお声もよく耳にすることがあるのですが

今日はその神髄の理解を通して「ああ、そういうことだったのか」と
和解できた方も複数いらしゃったようでした。

今日はこんなに「アドラーとの和解」がテーマになるとは想定外だったのですが

これって皆さんの中の「長年かつ根深いブロックとの和解」でもあるなぁ … と
お話をお聞きしつつ、ココロの中でにっこりしていた筆者でした。

 

「目的論」という視点にちょっとシフトしてみたら
「すでにある自分のちから」に気付けた方もこれまた複数いらっしゃったご様子。
気付くって本当に大切ですね!

 

次回(来週は祝日でおやすみです)は、
アドラーつながりで、これまた自己肯定感(の低さ)とも関連の深い
「 劣等感 」 について取り組んでいく予定です。

苦みをマリネして栄養に☆
上手な活用のしかたと、栄養にならないただの苦みとの識別力を身に着けていきましょう。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
「 褒められた時の反応のしかた 」
について皆で取り組んでいきました。


今日はハートの上(表面スキル)の部分と、真ん中(認知・考え方・気付き)の部分が
盛りだくさんでしたね。

次回も皆さんの日々の中の「困ったなぁ」を題材に
ロールプレイを入れながらやっていこうと思います。

ストレスーセルフケアのすすめ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、私たちの心身の調子に大きな影響を与える「ストレス」について、基本的なところを考えてみました。
毎日の生活にストレスはつきものですが、自分でなんとかできると思えば、それほど恐れるものでもなくなります。

ストレスと一口で言っても、実は、2つのことを混乱している可能性があります。
1つは、ストレスを発生するもとになる「ストレッサー」。いわゆる、ストレスの原因ですね。
もう1つは、そのストレス源からの刺激を受けて、私たちに生じる「ストレス反応」。心身の不調や行動、考えなどに現れます。

ストレッサーは、自分の外側で起こる出来事や事実、環境ですから、存在そのものがストレスになるとは限りません。
だから、同じ出来事でも、人によって、ストレスを感じる人と感じない人もいれば、その強さも様々になります。
では、人によって何が違うのかというと、そのストレッサーをどう受け止めるかが違うわけです。

ストレス反応は、たいていは嫌なものですから、なかなか客観的には見れないものです。
でも、何が原因になって、どういう反応を引き起こしているのかを区別して、
その間で、自分がどういう受け止め方をしてるのかを理解することがストレスマネジメントの出発です。

私たちは、受け止め方を選ぶ自由をもっています。
この自由を使って、自分のストレスをマネジメントできる感覚、主体的なコントロール感を取り戻す感覚を身につけましょう。

まず、日ごろの自分とは違うな?という、ストレスのシグナルをみつけることが大切です。
チェックリストをみていくと、体に出やすい人、行動に出やすい人、気分などのメンタルに出やすい人、いろいろな特徴をみつけられました。

月に1度のなんでもトーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

今日は月に1度(第2土曜日)のフリートーク「なんでもトーク」を実施しました。

・平日にはなかなかリワークに来られない方
・プログラム中にはお話しきれないことを吐き出したい方
・ふと思ったことを誰かに話したい方
・「こういう時、みんなならどうするの?」をきいてみたい方

「なんでもトーク」ですので、テーマは本当になんでもOK!
一見、自分とは関係なさそうなテーマなのに、
意外や意外、それぞれのお話の根底に
自分用にカスタマイズして持ち帰れる「お土産ポイント」があったりして
本当に面白いですよね。

今日もみなさんから様々なお話をお聴きすることができました。

ストレスケア・アートセラピー

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

「ストレスケア2」では、前回同様に視覚、聴覚、体感覚、言語を使ってストレスを軽減する取組みについて考えました。

嫌な出来事を思い出した時のことを詳細に思い出していき、その感覚を別のものに置き変えていきます。

例えば、ドスの効いた低い怖い大きな声で「ばかやろう!」と聞こえたなら、その声の質、スピード、大きさを変えてみるのです。

そうすると、思い出した時のストレスが軽減していることに気が付きます。

姿勢や目線を変えるだけで、悲しい気持ちが減ったのを実感したとの感想がありました。

 

午後は、アートセラピーで、あらかじめ線が描かれている紙に色を塗ったり、線を足して別の絵柄にしたりして作品を仕上げました。それぞれの個性、世界観が表現されている作品ばかりでした。

また、川柳にも挑戦しました。

人間関係についての川柳では、笑いもあり楽しく詠むことができました。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

罪悪感と恥-隠したいのは自分?行動?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、感情を理解するシリーズとして、「罪悪感」と「恥」を中心に取り上げました。
罪悪感や恥ずかしいという気持ちは、最初に生まれた感情を、自分がどうとらえているかが加わって生まれてきます。
この2つの感情には、自分への否定的な判断がかかわってきます。
だからこそ、そういう自分を人の目から隠したいという思いが湧いて、孤独を強めていくという悪循環を生む可能性があります。

同じシチュエーションでも、罪悪感を感じる状況や理由は人それぞれでした。
一人で抱えていると、自分を否定する気持ちは大きく、硬くなっていきます。
ならばいったん、明るいところに出してみましょう。きっと、少し軽くなるはずです。

自分の存在にかかわる思いだけに、話を進めていくと苦しくなったり、辛くなったりする方も多いプログラムです。
今日も、たくさんの方がそれでも一生懸命、自分の思いを知ろうと、向き合っていらっしゃいました。

隠したい思いは、「自分だけじゃない」「それほど重大な事か」をキーワードにすると少し楽になります。
共感してくれる人、信頼できる人に、まずは話してみませんか。

自己肯定感を高めるために今できること

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<自己洞察ワーク>では、自己肯定感について取り組んでいます。
今週は「 自己肯定感を高めるために いまの自分ができること 」を検討していきました。

・誤解をクリアにする
・環境
・意識
・3ステップ
・増やす
・ことば
・しないようにすること10

上記それぞれの「カテゴリー」の中にも、更にたくさんの項目がありましたが
全部を意識する必要はありません。

いまの自分が
無理しなくてもできること

を、いくつかココロにとどめていければ十分です。
今日は自分にとっての「マイ ベスト」も選んでみました。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
「クレームを入れる」をエクササイズしていきました。
今日はバウンダリーもテーマになりました。本当にバウンダリーは大切ですね。

次回もその時のみなさんのお困りごとをもとに
ロールプレイを実施していく予定です。

後屈のポーズ

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日のヨガは後屈の練習をしました。

後屈は肩こりを解消、自律神経の改善、腰・背中の柔軟性を高め、背筋が強くなり、姿勢改善にも繋がります。

デスクワークに多い猫背の方には胸を開くことがとても必要です。

後屈のポーズで胸を広げることで、胸の周辺の交感神経が刺激され、気持ちが前向きになったり、やる気がでたりする効果もあります。

今日はスフィンクスポーズ、アザラシのポーズ、ウルドゥバダヌラアーサナなど練習しました。

腰痛持ちの方は無理をしないようにして下さい。

リハビリのポイントと経緯の振り返り

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、復職や社会復帰へ向けて「働く力を回復する」ためのリハビリのポイントを考えていきました。

休職したり、ながく仕事から離れていると、やはりどうしても様々な機能がおやすみモードに入ります。
体調を回復して、日常生活が規則正しく、無理なく過ごせるようになったら、
次は段階をおって、はたらく力を少しずつ回復していきましましょう。

自分の今の状況を知っておくこと、復職準備が整った自分をイメージすることで、現在地とゴールの確認ができます。
その間をどう埋めていくかが、皆さんそれぞれ、まったく違ったリハビリの道筋です。
プログラムに加えて、個別フォローも活用しながら、このオリジナルな道を歩んでいきましょう。

後半では、それぞれの休職経験を、視点を広げて振り返ってみました。
仕事だけでなく、プライベートの状況、大きな出来事、日々の環境など、様々なストレスは足し算になって聞いてきます。
すこし手間はかかりますが、全体を振り返ることで、新しい視点がもてるようになります。

ハードなワークだった!ので、疲れたという方がほとんどです。
それほど疲れるワークを達成できたこと、そしてつらい経験を振り返ることができたことが、十分な成果ですね。
そのなかで、当時の自分をいたわる視点と本来の自分であればどうしたかったのかという視点をもてたでしょうか?

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の疑問や不安に対して、既に復職された方々が経験を振り返ってアドバイスをしたり、復職後のコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合うグループです。

復職したら挽回しようと頑張りすぎてしまうかも…

周りにどう思われているか気になる…

まだ本調子ではないのに、元通りに働けると思われている…

自分は人より仕事量が少ないのに職場にいてよいのか…?

そんな不安や疑問が挙げられました。

みなさん、思い当たることがあり、自分もそうだったと頷かれていました。

今までの分を挽回しよう!きちんとしなくちゃ!と、つい力みがちになってしまうのは当然!でも、人よりも自分が一番自分に求めている、周りはそこまで求めていないのでは…?

仕事量は少なくても、いてくれることで確実に他の人の仕事量は減っている、戻ってきてくれてありがたいと思っている人もいるはず。

自分なら復職者のことを非難するより、大丈夫かなと心配して見守る。

会社はいてほしいと思っている。今は本調子でなくても、できることをすればいい。頑張りすぎてまた休むよりも、セーブして長く働き続けるほうがいい。

何かをしようとするのではなく、ありのままの自分でいればよい。

このような意見やアドバイスが得られました。

経緯や状況は異なっても、同じ経験をされた方々からの意見やアドバイスは、心に響くものがありました。

参加者からは、温かい言葉をもらって励まされた、これからも働き続けるために急がず大切にしていきたい、無理せずありのままでいればよいと思えた、語ることから学ぶことが多いなどの感想をいただきました。

参加者だけではなく、ファシリテーター(進行者)も、毎回みなさんからパワーをいただいています。みなさんで知恵を出し合って、心豊かに過ごせる毎日を作っていきましょう。

ume

ストレスケア①・非言語コミュニケーション

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

「ストレスケア」では、視覚、聴覚、体感覚、言語を使ってストレスを軽減する取組みについて考えました。

嫌な出来事を思い出した時に、映像で見えるのか誰かの声で聞こえるのか、居心地の悪さを感じるのか、など様々な感覚を使っていることに気づきます。

 

その感覚の得意分野は人によって違いますが、今日は視覚と体感覚を使ってストレスのケアする方法を体験してもらいました。

 

ストレスを感じつつも、リラックスしている状態を具体的に思い出していくと気持ちが楽になることが体感としてわかったとの感想がありました。

 

 

午後は、発話できるのは3回までと制限を設けた中で、新聞紙タワーを作成してもらいました。

2チームに分かれ、タワーの安定感と高さを競ってもらいました。

意思疎通は手ぶり身振りでなんとかできたようです。

 

 

金曜日の午後は、楽しみながらコミュニケーションを取るグループワークを中心に、様々な取り組みをしています。

 

※人数によっては内容を変更する場合がございます。