怒りと適応について考える
2021年02月03日
こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
今日は、「怒り」を取り上げました。
怒りは、強いエネルギーを生みます。
自分が大切にしている何かを侵害しようとする脅威に対して生まれる感情ですから、当然ですね。
「怒り」は、自分にとって大切なものを守りたいからこそ生まれるメッセージです。
人それぞれ、大切にしていることが違うので、実は、怒りポイントは人それぞれです。
「自分にとって」であれば、相手にとっては違うのもやむを得ないですね。
その怒りが現実的なものか、冷静に見直すことで、本当に望んでいることに手を伸ばすこともできるかもしれません。
後半は、「仮面」というキーワードを使って、「適応する」ことについて考えてみました。
いろいろな感情の言葉をみると、自分が好ましいと思っている感情、苦手にしている感情があることに気づきます。
これはどうも、これまでに経験した「感情」と関連した出来事や言葉ともつながっていそうです。
「怒り」を好ましい感情って思う人いるんですか? この素朴な疑問!
他の方が「私、結構そうかもしれません。」 そのこころは?
「怒りを、行動のエネルギーにしている気がする。」 なるほど!
その変換装置ほしいねと、多くの方が思ったようです。
「仮面」は決して悪いものではありません。
自分が苦手に思っている感情を感じたり、受け取ったり、見たりすることを避けていることも少なくありません。
自分の本当の気持ち、思い、欲求がわかって、意識的に使い分けることができれば、案外、役に立つものかもしれません。
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