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今月の振り返りと私を紹介してもらおう!のワーク

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、3月の最終日です。
各自で、そして、みんなで、今月の活動や取り組みを振り返ってみました。

今月は、リワークで得た情報や知識を、自分の体験や生活に落とし込むことで、自分の理解が深まったり、行動につながったという振り返りが多かったように思います。
リワークに参加し始めた方々も多く、継続的なスケジュールをいれることで、生活リズムを整えること、基本的な生活習慣を立て直すことが、自分にとってプラスに働いていることを実感している方も多かったようです。

後半は、コミュニケーション・ワークとして、「私を紹介してもらおう!」というワークをやってみました。
その人を紹介しようと思って、相手の話を聞いていると、いろいろな発見もあります。
逆に、自分のことを伝える側なら、何をどんな風に、どこまで話そうか、「こころの窓」の開き方を調整することになります。

最後は、みんなでお互いを紹介し合って、知らない一面を大発見!
話の”内容”ではなく、”相手”に関心を向けることで、話題もどんどん広がっていくことが実感できたようです。
結局のところ、準備も、メモも、いりませんでしたね!

純粋に、人とのコミュニケーションが楽しかったと実感した、思い出したという方がほとんどでした。
今日は見学にされた方も、ぜひ、次の機会には、楽しさを共有できるといいですね。

人の目が怖い・雑談がつらい

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
バウンダリー、自己肯定感、HSP(とても繊細、傷つきやすさ)、を踏まえた
ケーススタディに取り組みました。

人の目が怖い
雑談がつらい

という苦痛は、よく皆さんからお聴きします。

どんなことを意識するとラクになりそうか、
今までの学びを元に検討していきました。

人の目 といっても、場面は様々。
雑談 もやはり場面は様々。

ちょっとしたココロの持ち方が違ってくるだけで、
今まで長い間囚われてきた考え方に風穴があいた方が多かったご様子でした。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
・悪口や愚痴を言えない
・誘いを断れない
をテーマに、捉え方・伝え方・ものごし などを検討していきました。

フリートークは、
普段プログラムでは話せないような内容で
時には爆笑、時にはしみじみ、語り合った1時間でした。
こういう時間もいろいろ「自分のいま」を確認できていいですね。

強みを発見しよう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、私を知って働き方を考える-第4弾、「強み」について考えてみました。
強みと才能は切り離せませんが、才能は特別な人だけがもつ、特別な能力だと思ってはいないでしょうか?

初対面の人でも苦なく話せる、コツコツと同じ作業を繰り返せる、自分にとって当たり前のことに「強み」は潜んでいます。

強みの多い人になる必要はありません。
自分の強みを活かすこと、逆に、苦手なことは無理をしないことで、自分にあった働き方を見つけることもできるでしょう。

小さい頃のことも含めて、自分の経験を振り返ってみると、意外と、昔から自然とやっていたことを思い出せるようです。
強みになりそうなこと、潜在的にもっている強みから、仕事に活かしたいものを選んでみました。

実は、環境によって、強みを発揮できるかは大きく違ってきます。
自分の強みを発揮できた出来事や経験を振り返った時、その背景や理由、どんな環境だったのかも合わせて思い出すと役に立ちます。
その理由や環境が、自分を活かして働ける職場に求める風土や文化につながることが多いものです。

ストレスとの付き合い方をドラマで学ぶ

3月のドラマセラピーは、「ストレスとの付き合い方」をテーマに行いました。

まず、目を閉じて自分の身体に意識を向けるワークからスタート!
私たちは普段、頭(思考)にばかり意識が入ってしまい、身体で何を感じているかに気づいていないことが多いのです。そこに目を向けることで、身体のどこで何を感じているかがわかります。

「左肩が、とてもだるくて重く感じます。」
「背中に重さを感じます。ドーンと岩みたいなものが、乗っているみたいです。」

参加者の皆さんに、それぞれ自分の体に何を感じるかを言っていただき、そこに名前をつけてもらいました。例えば、「岩ジャケット」「からみつき妖怪」などなど、、、これらは、身体に感じるストレスをキャラクター化したものです。

それから、そことの対話をドラマで行っていきました。すると、やっていくうちに、自分のストレスへの対応パターンが見えてくるのです。そこで、はっきりと「ああ、だから私は、常にこうなってしまうんだ」と分かるんですね。
気がついたら、古いパターンをそこで終わらせることができます。そして、新たな対応策で、そのストレスに対応していくことができるわけです。

ドラマセラピーでは、実際に身体を使って動くので、頭でわかるというよりも「身体でわかる」という方が多くいらっしゃいます。自分のストレスに対して、どのように対応していくかを、新たな視点で試していくことで、現実の日常生活へのリハーサルにもなっていくのです。

「また、このパターンを繰り返してしまった」と自分を責めるより、「私は、こういう視点で対応できるぞ」と思える方が、自己肯定感も高まっていくはずです。

「ようやく、自分が繰り返していたパターンに気がつきました。なんだかスッキリしました!」そんなご感想もいただき、私も嬉しく感じています。

4月のドラマセラピーはお休みになりますが、5月には再開します。次回、5月の第4土曜日の午後に、どうぞご参加ください。

お待ちしております!

協調とリーダーシップ☆コラージュ療法

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

午前中の「復職支援」では、職場における協調とリーダーシップについて考えました。
チームワークの大切さやリーダーシップとは何かについて学びました。
職場でチームワークを組むことがあるかと思います。
そんな時、チームの一員としてどのような心構えでいればいいのか、自分の役割は何か、そもそもチームワークって何だろう?などを考える機会になったかと思います。
職場や仕事について思い出したり考えたりするため、若干の負荷が掛かりますが、復職を視野に入れている方には仕事の感覚を思い出す、いい機会になったのではないかと思います。

午後のアートセラピーでは雑誌などを切り抜いて貼るコラージュ療法を行いました。
好きな雑誌を選んで、その中から好きな言葉や画像を切り取り、思うままに画用紙に貼っていきました。
自分の心にグッときた画像や文字を集めるのは楽しい作業です。
そしてできた作品は、それぞれの個性が詰まっています。

できた作品を手にしながら、自分の思いを語り、皆でシェアしました。

「お気に入りを選んでいるだけで楽しかった」、「とてもリフレッシュできた」などの感想がありました。

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

★3月のプログラム

 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど ヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど  認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど 実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

強い人・キツい人が怖い

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、ケーススタディとして
「 強い人・キツい人が怖い 」 に取り組んでいきました。

認知行動療法の基本モデルを元に全体を見渡すこと(アセスメント)の大切さや
考え方のくせ(自動思考)に気付く事の大切さも再確認できました。

また、強い人・キツい人の「圧」に巻き込まれないようにするためには、
どんなことを意識できるといいか、ということにも触れていきました。

 

最近の火曜日・木曜日では
みなさんから質問をよく戴き、それが筆者の楽しみになっています。

とてもリアル。
本当に真剣に取り組んでいらっしゃるのを感じます。
きれいごとにしない、飾りごとにしない、
「そのままの自分」で いま どうやって進んでいこうか … の気持ちが届いてきます。

わからないままにしない
ちょっとしたことでも確認したくなる

みなさんのそんなお気持ちは、未来の財産!
私も大切に思っています。

今日もたくさんの気付きがみなさんにはあったようです。

来月(4月)の認知行動療法は、
・感情に振り回されない
・ぐるぐる思考やモヤモヤに振り回されない
がテーマの1か月です。

ぐるぐる思考はメンタルを本当に消耗していきますよね。

感情の操り人形にならない自分を
どうやって育てていくか。

そんなことを見つめる1か月です。

こころの窓の開き方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、対人関係を育てていくキーワードとして「自己開示とフィードバック」について考えてみました。
対人関係は、自己開示とフィードバックを繰り返して、やりとりしているといえるでしょう。
相手との関係で自分の「こころの窓」をどのくらい開こうか加減することで調整します。

自分のことを伝えるのは結構勇気のいることで、難しいなぁと感じている人も多いものです。
逆に、相手について感じたことを率直に伝えることも、結構勇気がいることです。

これまでの友人との関係を振り返った方、最近のできごとを考えるヒントになった方、自分の居心地のよい距離感に気づいた方など、今日もいろいろな点から発見があった様子です。

ここでもやはり、大事なのは、自分の意思や願い。相手にどう思われるかではありません。

自分はその人との関係をどうしたいか、あるいは、何のためにその方たちとつきあっていくのか。
誰に対しても、どんなときでも、心の窓をオープンにすることがいいわけでは決してありません。
窓の開き方はそのときどき、自分の都合で調整してもよいのです。

HSP*苦しい17の場面を助けるフレーズ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
HSP(Highly Sensitive Person ~ とても敏感な人 / 繊細な人 / 感受性の高い人)が
苦しみやすい17の場面において、

自分自身を助けるにはどう意識していけそうか、
自分自身をラクにしていくフレーズにはどんなものがあるか等を
具体的に検討していきました。

17の場面からは HSPの傾向が強い方の特徴を
繰り返しおさらいできましたね。

大切な 「 気づく 」 のために

これは特徴の1つだ!と気づいて、

自己関連付けをし過ぎない、
過剰に心配しすぎない、
バウンダリー(ココロの境界線)を力まず引けるように

今日からすぐ使えるフレーズと一緒に
意識付けをしていきました。

今回のみなさんで一番反応が大きかったのは
「完璧にしようとしすぎる」でした。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
自分の仕事で手一杯なのに、同僚から仕事を頼まれた。
「断りたい」をテーマにしてエクササイズしてみました。

場数を踏んでいくことの大事さを
体得できた方、「なるほど」と理解された方、
それぞれのステージの表情がとても印象的でした。

理屈じゃない 分野にも 
復職に向けての大切な要素があります。

来週も引き続き、ロールプレイをやっていきましょう☆

本日は<ヨガ>がお休みでしたので
<アートヒーリング>を実施しました。

アートヒーリングもまた、
理屈じゃない 分野になりますが、

自分の内なる感覚と繋がることができる
「自己一致」のメソッドとして有益なものです。

自分の内にある 貫く
自分の内にある ゆるす
自分の内にある 信念  ・・・ などなど

繋がりましたね。 出会えました。 ありましたね☆

働くうえで大事にしたいこと

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、働くうえで大事にしたいことを振り返る一日にしてみました。
働くことは、生きていくなかで大事な要素の一つになります。
これから、もっと生き生きと働らけるように、自分にとって大切なことを整理しておきましょう。

前半は、キャリア・アンカーという考え方を使って、自分の価値観に気づくワークをしました。
キャリア・アンカーは「人生の碇」。
大切にしたい価値観と、優先順位の低い価値観を順位づけして、「いらない」と思うものを捨てることが目標です。
順位の低かった価値観は、もしかしたら、周囲のほかの人達からうけとってきたものかもしれません。
私たちの時間にも、キャパにも限りがあります。
その限りある資源を最大限に、納得できるように使うためには、勇気ある取捨選択が必要なのです。

後半は、働くうえでのモチベーションのありかを探っていきました。
仕事をしてきた時間のやる気のアップダウンを描いてみます。
さらに、体調が悪化した前後、プライベートで変化があったときなど、他のことも組み合わせていきました。

今日は、仕事の内容だけでなく、人間関係に影響を受けてることが多いなと気づいた方が多かったようです。

こういった仕事と自分とのかかわりかたの振り返りは、体調を崩したきっかけや、その背景を様々視点から見直すことにつながります。
来月は、復職、転職へむけて、再発予防を考えていきましょう。
復職面談でも大事なポイントの一つです。ストレスケアの道具は、いくつあってもいいのですから!