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ライフデザインに偶然と必然を活かす

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

3月の月曜日は、「キャリア」をテーマに考えています。
元の職場へ復帰するつもりの方にとっても、転職を考えている方にとっても、これからどう働いていくか、考えどころですね。
この時間を、働き方を見直して、これからを考える時間にしてみましょう。

今だからこそ、自分を再発見することが、これからの人生の可能性を広げることにつながるでしょう。

まず、ライフデザインの考え方を紹介しました。
私たちは、いつも多面的な役割を担っていますし、それらは、そのときどきで流動的に変化しているものです。
パッチワークをイメージして、これまでの人生を振り返ると、今、自分が求めている人生とは違った色分けになっていることが実感できました。
今日はほとんどの方が、以前は「労働」が大きかった。これからは「余暇」を大きくしたいと話していました。
もし「労働」がそれほどに大きいことを望んでいなかったのであれば、なぜそうなったのかを考えてみると、今後のヒントにつながりそうです。

後半は、自分にあったキャリアを見つけるために、「偶然」を活かす準備について考えてみました。
キャリア探索には、自分がすでにもっているリソースを活かすことが大切です。
そのうえで「偶然」の出来事を、どう取り込んでいくかで可能性の広がりが変わってきます。

これまでの経験を振り返ると、何かの「偶然」の出来事を経験していることに気づきました。
これまで、「たまたま」だと素通りしていたことも、そこまでの行動があったからこそ、記憶に残る経験として取り込んだと言えそうです。

皆さんの様々な「たまたま」から生まれたできごとを伺うと、驚きだけではなく、そこに至る必然性をも感じさせるものでした。
自分が何を望むかをわかっていて初めて、訪れる偶然が自分にとってのチャンスかどうか、決まるのかもしれません。

不眠に取り組む 認知行動療法

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日は、「不眠に取り組む 認知行動」6回シリーズの初回でした。

入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、日中の倦怠感など、成人のおよそ4人に1人が不眠に悩まされていると言われています。

不眠の認知行動療法では、睡眠に対する考え方や行動を見直して不眠の改善を図ります。

今日はまず、認知行動療法について学び、瞬間的に浮かぶ考え「自動思考」が感情や行動を左右することを確認しました。

皆さんは、睡眠に対しても「~すべき」「~ねばならない」という自動思考をお持ちではないでしょうか。

例えば、「6時間以上寝なければならない」「寝る前にスマホを見てはいけない」など、睡眠に対する自分なりのルールはありませんか。科学的根拠があるもの、そうでないもの、またはただの思い込みかも…

その思いに囚われて、余計不眠を悪化させていたり、苦しくなってはいないでしょうか。

皆さんから「〇時間寝なくてはいけないは確かにある!」「〇時間眠れないと焦ってしまう!」という声が聞かれ、「うんうん」と頷かれていました。

今後、皆さんの中にある思考のパターンに気づき、それらが本当かどうか検証して、新たな認知を構築して実践していきたいと思います。

今日は他にも、皆さんが日頃行っている不眠対策を挙げていただきました。ハーブティーを飲んで身体を温めたり、カフェインやアルコールを控えたり、入浴時間を調整したり、様々な取り組みをされていることがわかり、お互いの参考になりました。

参加者からは、睡眠に対して「~であるべき」という項目を自分でたくさん作っていることに気づいた、認知行動療法が不眠に活かされると知りぜひ取り入れたいと思った、睡眠パターンを客観視して改善したいなどの感想をいただきました。

来月までのホームワークは、睡眠ダイアリーを付けていただき、ご自分の睡眠状態と日中の支障との関係や、生活習慣と睡眠の関係などを把握していきます。

次回は、睡眠の基礎知識を確認し、不眠対策を見直して、改善策を実践していきます。また、新たに気づいた睡眠に関する自動思考を共有して、新しい認知を構築して行動に繋げていく予定です。

「不眠に取り組む 認知行動療法」は、毎月第1土曜日10時から12時です。途中回からの参加可能です。(6回シリーズであることはご了承ください。初回ご利用の前に診察にて確認が必要です。)

より良い睡眠を得られるように、皆で一緒に取り組んでいきましょう!

 

リフレーミング⭐︎美徳のテーマ

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日はリフレーミングについて考えました。

リフレーミングとは、“今までとは別の視点でものごとを見直すこと”です。

私たちは日常的に、その時の状態によって、解釈や意味を良くも悪くも変化させて取り入れています。

一見、不幸に見えるそのエピソードを別の視点で捉えたら・・・

誰でも辛いときには苦しくなったり、悲しくなったりします。

でも、その辛い気持ちを辛いまま抱えていると、もっと辛くなってしまいますね。

そんな時に、別の視点でものごとを捉えることができたら、その先の流れが変わっていきます。

辛さがを学びに変えて、再出発することができるかもしれません。

「皆のリフレーミングを聞いて、自分にはない視点が多くあることを知った」

「短所だと思っていたところが長所かもしれないと思えるようになった」との感想がありました。

午後の『あなたの美徳のテーマは?』では、それぞれに与えられたテーマに沿って、自分を振り返り、そのテーマを取り入れる必要はあるのか、すでに充分足りているのかなどを考え、グループ内で発表し、その感想を参加者からフィードバックしてもらいました。

「自分の知らない自分を教えてもらえた気がする」などの感想があり、ほのぼのした時間になりました。

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<認知行動療法>では、
行動に焦点をあて 「 問題解決法 」 について取り組んでいきます。
初回の本日は、問題解決についての基本と大切なポイント6つを検討しました。

「やらなくちゃ」と思ってもなかなか動けない時ってありますよね。

動けばいいのに、動けずに終わって、ふと気が付くと
時間、日々だけがどんどん進んでいて
更に焦ってしまう
なんでやらなかったのだろう、と自分を責めてしまう …

そんな状態になっている時の思考パターンと感覚、
そこから抜け出して、目標に向かって進んでいける為の土台となる原動力

この違いに触れた時、
「ああああ~~~~~~ 確かにソレなかったわーーー!」と
今までを振り返って、その違いをありありと皆さん実感されているご様子でした。

そしてその大切なポイントを
どうして今ままでスルーしてきてしまったか、のカラクリにも触れていきました。

今日は大切なポイントを「大切なポイントだ」を
すんなり自分の意識に入っているかどうかのチェックもやっていきましたね。
たくさんの 「 (気付いていないことに 今 気付けたね。)おめでとう!」がありました。

来週は、行動ができるようになる認知を整えていきます。
パワーワード、NGワード、
みなさんはどちらをいっぱい使っているでしょうね?

初心者におすすめなヨガ

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日のヨガは初心者におすすめなヨガのポーズをとりいれました。

身体が硬いからヨガできないと言われる方がけっこういらっしゃるのですが、

身体が硬い方もヨガをすることは可能です。

体が硬い分だけ伸びしろがありますし、柔らかくなった時の喜びを感じられます。

硬い人は少しずつ柔らかくなっていくのでケガもしにくいですし、自分をじっくり観察する時間も長くなるので、心と身体と呼吸により向き合うこともできます。

本日は、タダアーサナ 、ジャニシールシャナアーサナ、ブルックシャアーサナなど基本的なポーズを行いました。

ポーズ中は、心地よく呼吸ができるちょうどいい場所を探してみてください。

劣等感を味方につける

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
本日の<自己洞察ワーク>では、劣等感について取り組んでいきました。

劣等感は良くないもの、克服すべきもの、排除すべきもの … と
敵視してしまうと、苦しくなってしまいますね。

苦みを甘味に変えていく
劣等感を味方につけて成長の材料にしていく
さまざまなレシピの中から
今の自分に無理なくできそうなものを選んで取り入れていきました。

できることから
ゆっくり ゆっくり やっていきましょう。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では
「 頼まれた仕事は自分の能力ではできなさそうだ、断りたい。」をテーマに
エクササイズしていきました。

社会の苦手感 は、
理屈じゃなくて 場の数 がネックになっているケースも多々あります。
慣れの場をこれからも活用していき
不安の種をコツコツ小さく減らしていきましょう。

3月のアクションプランをたてました!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、3月のスタートです!
少し暖かさも増したり、日差しが和らいできて、少し動いてみよう!という気になって来たという方が多かったですね。
その気持ちをえいっとつかまえて、ちょっとしたことでいいので、行動につなげてみましょう。

ということで、今日は、今月のアクションプランを考えました。

「復職準備チェックリスト」を使って、働く力として回復しておきたいポイントをふりかえってみます。
定期的に振り返ることで、自分の変化を感じられます。
少しの変化でも見逃さずに、「できた!」の循環に繋げていきましょう。

行動目標と計画を立てる時は、できるだけ小さいステップを具体的に設定します。
なんなら、「今できていること」を最初のステップにしても良いのです。
はずみをつけて、トントン、とできることを増やしていきましょう!