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話す機会のない「介護のハナシ」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークデイケアのご報告です。

本日は月に1度の<なんでもトーク>。
タイトル通りなんでもお話して戴いてOKのプログラムだったのですが、
殆どの方のお話が、ご家族の介護のこと、他界されたご家族のことに関するお話でした。

ここまで皆さんが揃いも揃って1つのテーマに集中するのは、
2020年にこのプログラムが始まって以来初めての出来事でびっくりしました。

普段(平日)のプログラムでは、こういった話が出ることは滅多にありませんが、
みなさん、それぞれの形で人生・生活の1つの側面として「介護」」や「家族」のテーマに取り組んでいらっしゃるのですね。

どんなに どんなに 頑張っても
どんなに どんなに 想っても
カラダのつかれ、ココロのつかれ、どうにもならないこと、合わないタイミング …

もっとああすれば良かった
もっとこう言えば良かった

100点満点なんて ないのですよね。

今月もまた胸を打つお話、ココロに残るフレーズがたくさんありました。

お話のテーマは介護だったりご家族だったりするのですが、
具体的な捉え方、取り組み方に関しては、介護に限らず日常の中で意識できると有益なポイントも盛りだくさんでした。

「平日のプログラムで取り組んでいることを
実際の生活の中でこうやって活用していくんだな、と再認識できた。」

「介護という特別なテーマのように見えて、
いまの自分のありかたにびんびん響くものがあって不思議だった。」

などのお声は、まさに<なんでもトーク>のあらましを説明しているな、と感じた次第です。

来月も楽しみにしています!

適応障害とは☆新商品を企画しよう

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中の「適応障害とは?」では、原因や症状、治療について学びました。

適応障害いう言葉は聞いたことはあるけれど、実際にはよくわからないという参加者が多かったです。

職場にありがちな適応障害や負のスパイラルに陥る構造ども併せて皆で確認しました。

 

「今までうつ病と適応障害の違いがわからなかったけれど今回分かった」との感想がありました。

 

 

午後のライフスタイルでは、コロナ渦における友人との交流について話しました。

相手が新型コロナへの感染をどれだけ警戒しているかによっても交流の方法が変わってくる、ITを駆使して様々な交流ができる、誘っていいのか迷うなど、気になっているあれこれを話しました。

リアルな人との交流が減っている現在は、リワークに参加すること自体が、ストレス解消になっているとの意見もありました。

 

グループワークでは、グループで話し合い新商品を提案してもらいました。

商品は「マスク」です。

二つのグループに分かれて話し合ってもらい、最後に発表してもらいました。

商品そのものに焦点をあてて、コアな顧客の取り込みを目指したグループと目を引くパッケージや宣伝などに力を入れたグループに分かれました。

同じ商品でもグループによって全く違う発想になるところに面白さを感じました。

 

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

モヤモヤの正体は?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
「気付く」ことの大切さについて取り組んでいきました。

ストレスを感じている場面の中で
自分が考えていること、自分が感じていることは、
自分が「こうだ」とイメージしている以上に
実際は沢山の考えが湧き上がり、その考えがさまざまな感情を引き起こしていたりします。

本日は実際の自分のケースで取り組みながら、
感情を連れてくる「考え」が存在していることに気付いていきました。

私達がよく口にする 「 モヤっとする 」 。
そのモヤモヤの正体はいったい何なのか?

今日のご感想で特に多かったのは、
・しっかり振り返ってみたら、こんな考えも実は浮かんでいたんだ
・〇〇が辛いと思っていたら、本当は△△が嫌で辛かったんだと今気が付いた
といったことでしたね。

自分が「事実だ」と思っていたことは
ああ、たった1つの事実ではなく、1つの側面にすぎないの「かも」。。

最初は小さな小さな「かも」がピョコっと出てくるくらいでも大丈夫。
考え方、捉え方のしなやかさが
スイッチON!となっていく瞬間を体験できた方が多かった本日でした。

不眠に取り組む認知行動療法

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

不眠に取り組む認知行動療法では、睡眠に対する考え方や行動を見直して不眠の改善に取り組んでいます。

今日は6回シリーズの3回目でした。

前半は、「刺激コントロール法」についてお話しました。眠れないと焦ってしまい、不安やイライラが高まって余計眠れなくなり、ベッド=覚醒という繋がりができてしまいます。それを断ち切るための方法や、実践ポイントを学びました。

また、眠る前のリラックス方法として、緊張をほぐす体操をしました。私たちは知らず知らずのうちに身体の様々な所に力が入っています。意識的に力を入れて抜くという動作を繰り返し、ジワーっと力が抜ける感覚を体験しました。

後半は、この1か月で睡眠環境を整えるために皆さんが取り組んでみたこと、快眠を得るためにやっていることを教えてもらいました。寝る前にスマホを見る時間を短くして、本を読むようにした。カフェインを摂る時間を変えてみたけれど、あまり変わらなかった。運動をしてみたら、寝つきが良くて朝いつもより起きられた。でもやり過ぎてしまった!

いいんです!自然と浮かんでくる自動思考や、習慣化している行動に気づいて、見直してやってみる!上手くいったら続ければいいし、上手くいかない点は修正していけばいい。実験を繰り返して、自分に合った考え方や行動を見つけていく、これが認知行動療法です。

お互いの工夫を聞いて、自分では思いつかなかった、トランポリンと、乳酸飲料ヤク〇トを試してみたい!という、何だか面白そうな話題になりました。次回感想をお聞きするのが楽しみです。

眠れないのは自分だけではないんだ、他の人の話を聞いてみなさん工夫されてるんだと思った、自分もできることを取り入れたいという感想でした。

眠れないと焦る気持ちや快眠の工夫など、みなさんで共有して不眠に取り組んでいきましょう。

「不眠に取り組む認知行動療法」は、毎月第1土曜日10時から12時です。途中回からの参加可能です。(6回シリーズであることはご了承ください。)初回ご利用の前に診察にて確認が必要です。