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ドラマセラピー:自分に寄り添うということ

今日のドラマセラピーは、「自分に寄り添うって、どういうことだろう?」を考えながらワークを進めていきました。

 

まず最初にやっていただいたのは、二つのワークです。

「目の前の椅子に友達や大事な人が座っています。その人はとても苦しく困難な状態にあって落ち込んでいます。さあ、あなたは、どういうふうに接しますか?それをやってみましょう」

 

皆さん、優しい眼差しで接したり、言葉がけをされていました。

次に、こう伺ってみました。

 

「今度は、目の前の椅子に、自分が座っています。同じように、苦しく困難な状況で落ち込んでいます。さあ、あなたは、自分に対して、どういうふうに普段接しているでしょうか?」

 

すると?

皆さん、かなり先ほどとは違う様子です。

不思議ですが、人は他者には優しくできるのに、なぜか自分にはすごく冷たくって否定的で批判的になりがちなんですよね。

しかし、自分に冷たく否定され続けていると、どうなってしまうでしょうか?

ものすごく悲しくって、辛くって、傷が深まっていき、立ち上がることさえ出来なくなってしまいますよね。

これでは、まずいわけです。

 

 

こうした時に大事なことは、「ありのままの今の自分を感じてあげる、寄り添ってあげること」なんです。

「〜しなくちゃ!ダメじゃない!」といったジャッジを向ける代わりに、

「100点じゃないかもしれないけれど、あなたなりに必死なんだよね。うんうん、わかってるよ」と、

その自分をまるごと感じてあげること、言葉がなくてもいい、ただそこに一緒にいてあげることなんですね。

そして、「自分が楽になりますように。自分が少しでも幸せになっていけますように」と、優しい願いをかけてあげることです。

 

 

3つ目のワークでは、再度、自分が自分に対して上記の心持ちを持って接してみるということをしました。

「なんだか、変な力が抜けました。そして、子供の頃の様に、ほっとした気持ちになりました。」

「ああ、なんだか、ちょっとジーンとして泣きそうになりました。」

そんな声が参加者の皆さんから上がりました。

 

 

自己肯定感UPには、自分が自分に寄り添ってあげることが基本です。

ドラマセラピーの時間では、それを無理なく自然に進めていきます。

初心者大歓迎です!

来月も第4土曜日に行いますので、ぜひいらしてくださいね。

 

 

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