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ストレス場面の全体を見渡す~アセスメント

こんにちは。 南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、ストレス場面の全体を見渡し、
「自分がどうなっちゃっているのか」を客観的に把握できるよう、取り組んでいきました。

自分自身で、このストレス場面の全体像を客観的に見渡していけると、
心理的にとても狭くなっている視野にもバランスが戻ってくるとも言われています。

今日もいろいろ気付きがあったようです。

・「ストレスを感じた場面」(状況)を
広い目で登場人物の背景も含めて客観的に書き出してみたら、
つかえていたものがストンと落ちて、もうそこ(状況)だけで気持ちが楽になってしまった

・今までは できごとー思考ー感情 だけだったけど、
こうして身体反応と行動も一緒に書き出してみると、全部が繋がった気がした。
そうそう!まさに自分!という実感が湧いた

・コーピングと資源まで全部この1枚(のシート)に書き出せたら、
この1枚が地図のように本当に見渡せた!

など。などなどなどなど …

このアセスメント(見立て)を書き出すことそのものが
コーピング(ストレス対処)になるとも言われています。

自分のストレスの特徴を把握するには、1回だけでなく、
何度も何度もやってみて共通点に 気づく ことが大切です。

イメージではなくて、実際に検証してみると、
意外な共通点が見つかることもあり、
そこが今まで気付かずにスルーしてきたがゆえに、何をやってみても苦しさがちっとも軽くならなかったんだ … とクリアになることも少なくありません。

実際に 書き出してみる。

今日もこの大切さを実感された方がとても多い1日でした。

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