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CBT*あるある事例「復職すればストレスだらけ」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
皆さんから実際にストレスに感じていることをテーマに出していただいて
皆で検討していきました。

リアルな事例は本当に実りが大きかったですね。
「思考を柔らかくしていきましょう」が目的のメインだったのですが、
最初の最初からポイントは登場しましたね。

★<事実>と<思考>の<区別>をつけよう★

*今の自分は<事実>の中にちゃんといるか?
*<思考の世界の中>にいることに気が付いていないのではないか?

これらの確認の大切さから
今日は皆さん一緒に体験できましたね。

いままでのプログラムで得てきた知識を
こうやって使うんだ、の感覚もつかめたご様子でした。

思考を広げていくのも
1人がふと閃いた発想が、その場にいた皆さんの発想へと育っていく

ケースをやっている一方で、
自分自身の出来事にもしっかり重ねて、

*この発想、自分にはなかったから今まで苦しかったんだな
*自分自身のこともすごく楽に思えるようになった。胸が軽くなったのを感じた
*いままでたくさんメモしてきていた! 人が言っているのを聞いて初めてリアルと繋がった

などなど、たくさんのリアルな気づきにも繋がったようです。

「あの出来事」だけではなく、
「アレも、コレもだ。思えばこれが自分の傾向なんだな。あ、そうか。」
客観的に気づいた時の軽やかさ、感じた方も多かったご様子でした。

大切なのは、専門用語ではなくて、リアルな気づき。
これを積み重ねていくことが、大切なこれからの土台になっていくのですね。

来月も、後半に引き続きその土台を作っていきましょう。
前半は行動療法…問題解決ができるちから・いま動けるちから を育てていきます。

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