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内側の批判者との対話〜ドラマセラピー

自分にダメ出しする自分、自分に警笛を鳴らす自分……

 私たちは、自分の内側に小さな批判者(または警官)のような存在を住まわせていますよね。

「こんなことしちゃ、ダメじゃない!」

「また、やっちゃったの!なんで?」

こんな風に、攻め立てるように非難の言葉を浴びせかけてきたりします。

そして、この言葉が聞こえてくると、私たちは自己嫌悪に陥ったり、自分をボカボカ心の中で叩き続けてしまったりするわけです。

しかし、何故、自分の中から批判者や警察官が登場するのでしょうか?

彼らは、実は心配しているんです。

あなたのことを大事に思っているからこそ、心配しているんですね。

子供の頃、お母さんに「〜〜したの?やってないの?ダメじゃない!」なんて言われた経験はなかったでしょうか?

お母さんは、本当は責めたいわけではなく、あなたのことを、ただ心配していたはずです。まずい状態、危険な状態から、あなたを守ろうと思っていたんですね。

しかし、言葉としては、責めているような表現になってしまっていただけだと思います。

だから、邪魔にして追い払ったり、服従するのではなく、こういってあげれば、彼らの声のボリュームは少し小さくなるはずです。

「心配してくれているんだね。ありがとう。

でも、今は少し離れたところで見守っていてください。

心配してくれているのは分かっているけれど、少し声を小さくして、遠くから見守っていてください。」

参加者の皆さんは、それぞれ、自分の内側にいる「批判者」とドラマの中で対面し、ご自分の言葉で語りかけを行いました。

これは自分の心の健康を保つためにも大事なことです。

自分の中にある批判をゼロにすることはできなくても、その声のボリュームを小さくしたり、そこと少し距離を取ることはできるのです。

ドラマセラピーでは、それを頭ではなくて身体感覚で理解していくことができます。

次回のドラマセラピーは6月の第四土曜日に行います。(5月は一回お休みとなります。)

初心者、大歓迎!

演技力などは一切不要ですので、どうぞお気軽にご参加ください。

お会いできることを、楽しみにお待ちしております!

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