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どんな感情も否定しなくていい・ドラマセラピー

今日のドラマセラピーは、「不満」をテーマに展開していきました。

 

人間誰しも腹が立つこともあれば、思う通りにいかないこと、ありますよね。

そういう時、どうやって、その感情と付き合っているでしょうか?

むかっときたりイライラしても「そんなこと皆もあるのだから」と自分に言い聞かせて奥にしまいこんだり、何も言わずに言葉を飲みこんだりしまいがちかもしれません。なかったことにしてしまう事もあるかもしれません。

 

でもね、それを続けていると、自分の内側に実はストレスが溜まっていく一方なんです。

そして、気がついた時には心身が消耗しきってダウンしてしまったり、あるいは、溜まり込んでいたものが突然に爆発してしまったりします。

 

私たちは人間なので、いろんな感情が湧き上がってきて当然なんですね。

だから、それらを抑え込むのではなく、遊び心を持って上手に外側に出してあげましょう。そうすることで、自分のバランスを崩さずに済むのです。

 

今日は、参加者の方に様々な役に変身していただき、その役柄になった状態で「普段は言えない、ここだけの話」をトークショウのように語ってもらうというドラマワークを行いました。

 

お坊さん、タクシードライバー、俳優、そして新聞記者などなど。

 

その役柄になった状態で、「いや、ここだけの話なんですが、、、」と、その役の持つ悩みや不満を自由に言っていただくワーク。つまり「なりきりごっこ」なのですが、その役柄を楽しみながら、時にはユーモアを交えながら、いろんな不満が飛び出してきました。

 

時には笑いも出たり、共感する部分もあったり、、、

 

「タクシードライバーや、新聞記者の愚痴や不満を演じながら口にしていったら、本当の自分が言いたいことが外に出せたみたいに楽になったのを感じました。」

そんなご感想もいただきました。

 

そうなんですよね。

ドラマセラピーでは安心に安全に、どんな感情も外側に出していくことができます。「ネガティブな思いも閉じ込めずに外側に出す」ことをすると、自分の内側が軽くなったり楽になっていくのです。

 

どんな感情があってもいいんです。

その感情を持っている自分を、優しく受け止めてあげましょう。

そして、少し遊び心を持って外側に出してあげましょう。

否定する必要はありませんよ。

 

 

次回のドラマセラピーは12月の第四土曜日に行います。

初心者、大歓迎!

演技力などは一切不要ですので、どうぞお気軽にご参加ください。

お会いできることを、楽しみにお待ちしております!

 

 

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