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ねっこにある「こころの構え」-OK? or notOK?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

5月の木曜日は、「相手に振り回されない」コミュニケーションについて考えてみました。
最後の今日は、自分のこころの構えと対人関係とのかかわりを考えてみました。

私たちは、小さい頃からの環境や対人関係の積み重ねで、他者や自分に対するこころの持ち方を定めています。
自分が悪いと思いがちな人、相手の責任だと思いがちな人、どっちも事情があるなと思う人、自分なりのくせがありませんか?

今日は、身近な人や場面、状況などをイメージして、自分がどのポジションを取っているか、振り返ってみました。
シンプルに考えてみて、自分と相手を、OKと思っているか、Not OKと思っているか、を考えてみました。
「自分にとって」自分がOK?notOK? 相手がOK?notOK?
振り返ってみると、人によっても違うし、シチュエーションによっても違ったようです。

相手との関係に悩むことは多いのですが、相手を変えようとしなくても、自分がどのポジションにたつかで、関係は違ってきます。

もちろん、気持ちよい関係が作れるポジションは、私も、相手もOKとする構えです。ただこれは、それほど簡単でもありません。
それでも、自分がどのポジションにいるかに気づき、居心地が悪ければ、変化が起こせそうな感じです。

後半は、グループワークで、いくつかのケースを例にして、いろいろなコミュニケーション、行動を話し合ってみました。
聞いてみると、自分では考えもしなかったような行動に出る人もいて、おもしろいものですね。
最後は、各グループ、うまくいくと思う行動を、役柄になり切ってロールプレイしてもらいました。

今回は、職場を想定した迫真の演技!リアリティが高くて、なり切った人たちも自然と感情が湧いてきたようでした。
ロールプレイ、緊張しますが、なりきってやってみると、頭の理解だけでなく、心にしっくりすることもあるようです。

来月は、自分にOKをだすためにも、まずは、自分の心の声をきいてみましょう!
素直な自分の声は、実は感情が語っているものです。
いろいろな「感情」と握手して、仲良く付き合っていきたいですね。

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