神経発達症(発達障害)★すごろくづくり
2024年01月05日
こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です
午前中の『疾病理解』では、神経発達症(発達障害)について学びました。
一口に神経発達症(発達障害)といっても、社会的コミュニケーションや対人相互関係に課題の出やすいASD(自閉スペクトラム症)や不注意や多動、衝動性に課題の出やすいADHD(注意欠如多動症)など、他にも様々なものがあります。
その種類や特徴を具体的に学ぶことで、自己理解や他者理解につながれば良いかと思います。
そして、誰にでも何かしらの偏りがあること、その個性をどう生かして、課題だと感じるところをどう補っていくのかなどを考えていくことが大事です。
「自身の傾向性がつかめたので対策できそう」「特性を気にしていたけれど、対策が見つけられそうで深刻さが減った」などの感想がありました。
午後のグループワークでは、すごろく作りをしました。
グループそれぞれにテーマを決めて作ってもらいました。
今回は「住宅ローン完済すごろく」「億万長者すごろく」の2つでした。
「人生を語った著書が100万部売れる」「(家を)間違えて解体された(ふりだしに戻る)」など、コマの一つひとつにユーモアのつまった面白いすごろくができました。
最後に作り終えたすごろくを他のグループの人に渡して実際に使ってもらい感想を言い合ってもらいました。
切ったり貼ったり、人と話したり、時間内に完成させるために構成を考えたり。こうした作業が脳の認知機能を高め、複雑なコミュニケーションの練習の場にもなります。
金曜日のグループワークでは楽しい中でも自身のあり方や人との距離感、コミュニケーションのパターンなどの振り返りの材料にしてもらっています。
※グループワークは、参加人数によって内容が変更する場合があります。
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