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こころの窓の開き方-自己開示とのつきあい方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

木曜日は「コミュニケーション」や「対人関係」がテーマです。
どちらも、なかなか思うようにいかなかったり、ストレスになるものですね。
今月は、「相手に振り回されないために」何ができるか、考えていきましょう。

今日は「わたしを伝える」ことと直結する「自己開示」を取り上げてみました。

「自己開示」今日のメンバーは全員(!)、苦手でした。
そこには、ちょっとした誤解もあったようです。

そこで、まずは身近な人と自分との関係を振り返ってみました。
あの人に対して、自分はどのくらい伝えられているだろう、あの人の言葉をどのくらい受け取っているだろう。
この関係を描いてみると、相手によって違いがあることも見えてきましたし、
他者との関係にある自分のクセも見えてきましたね。

後半は、「私を紹介してもらおう!」というコミュニケーションワークをしてみました。
メモもインタビューもなし! 自由な対話から、相手の人となりを知っていきましょう。
最初はえ?と驚く方もいましたが、自由な対話から相手の人となりをわかりあっていくこともできました。

明日から1週間はリワーク・プログラムもお休みです。
2024年の夏は、人生で一度きりです。
ゆっくり休んで、思いっきり楽しんで!
またお休み明けに、元気にお会いしましょう。

さら来週の木曜日は、他者や自分との関係で、自分がもっている構えをさぐっていきます。
しらないうちに、この「構え」が、私たちの関係を作っているかもしれません。

どんどん辛くなるカラクリ~感情回避と感情駆動行動

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
「感情回避と感情駆動行動」について取り組みました。
・・・なんだか難しそうな漢字の羅列ですね。

シンプルに表現しますと、
ネガティブな感情(不安、つらい、怖い etc.)をなんとかしようとして
無意識に思わずやっちゃっている行動のことです。

実は、気持ちをラクにしたくて思わずやっちゃっている行動が
実は実は更に自分の首をしめていくパターンがかなりあるのです。

今日の振り返りでは
「まさに自分そのものだった。」
「あまりにどんぴしゃりで見られているのかと思った。」
「当たり前だと思っていたけど違うことにショックだった。」
「カラクリが知れて気が楽になった。」

などなど、衝撃だったのだなぁ、と感じるコメントがたくさんありました。

「なんとかしよう」が実はストレスを維持させているなんて
おもいもよらなかったですよね。

さあ、お盆休みが明けたら、
「じゃあ、どうすればいいの?」に取り組んでいきましょう!

「なんとかしなくちゃ」に振り回されないで
「なんとかしていく」ちから。

みんなでつけていく大切な2週間にしていきましょうね。

わたしを主張するスキル&SST

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

本日は3回続いた『社会的スキルの心理学』の最終日。『わたしを主張するスキル』です。

相手を尊重しながら自分の意見を素直に伝えるスキル=アサーティブ・コミュニケーション。

浸透してきた概念ですね☺。

とは言え、実際やれるかというと、なかなか難しいことですね。

今日は、様々なシーンを設定し、実際に行ってみました。

アサーティブな表現は、皆さんそれぞれの個性が出て、お互いに学びあうことができました。

また、主張とは対極のようにみえる「頼み方」のワークも行いました。

人は一人では生きていけません。誰かを助け、誰かに助けられて生きています。

誰かに助けてもらうには・・・・?

気持ちよく引き受けてもらうための3つのポイントをもとに、それぞれロープレに挑戦❣

 

午後のSSTは『つながりを育む/アクションメソッド』です。

自分を「物語る」のは、全員に向けて話す事よりも、ペアの方が話しやすいですね。

そんな効果を元に、大いに自分を発揮できるトレーニングとなりました。

以上、生きていく力のプラスにして頂けたならば幸いです❣

3人のメンター

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、「3人のメンター」を選んで
自分自身の軸に戻っていくワークに取り組みました。

メンターさんにはなにも今生きている人間に限る必要はありません。
伝説上の人、他界した人、有名人、あこがれの人、
動物、植物、自然、天使、神様、アニメやドラマ、映画のキャラクター
何でもOKです。

自分が無条件でただただゆだねることができる存在。
  

たとえ言葉にならなくても
その存在になりきった時に湧いてきた感覚が教えてくれたもの、気づきがいろいろありましたね。