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リワークの使い方-リハビリのポイントをつかもう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

月曜日は、復職や転職、社会復帰に向けた準備につながる取り組みを進めていきます。
そのなかでも今月は、「リハビリのポイントをつかもう!」
復職・再就職へ向けたリハビリと言われて、何をどうしたらよいのか、とまどうことはありませんか?
実際には人それぞれ、何がストレスになったのかも違うはずです。
そのため、働き始めるまでに、何をどう整えていったらいいのか、自分なりのポイントを理解することが大事です。

今日は、「働く力を回復する」ために、とりもどしておきたいポイントをつかみ、リワークをどう使っていけばよいかを考えました。

皆さんが今に至った経緯も、もどっていきたい行先も、それぞれ違います。
ということは、リハビリしておきたいポイントも、そのための工夫も、本当に一人ずつ違うのです。
今日は、復職直前の自分をイメージすることで、より現実感をもって復職へのモチベーションが感じられた方が多かったようです。

自分が何をどう取り戻していけば、持続可能な働き方につながるのか? じっくり準備をしていきましょう。

後半は、そのための1つのポイントになりそうな、働くうえでのモチベーションのありかを探っていきました。
義務感や報酬だけでは、働くことを続けていくのは難しくなる時がでてきそうです。
自分の「働き続けてきたこと」が何を支えにしてきたのか、ゆっくり振り返ってみる時間になりました。
本当に、人によってそれぞれでしたね。

来週は、苦しかった当時、そして今、仕事やプライベート、家庭、個人、、、バランスがとれていましたか?
そんな振り返りをしたいと思います。

ADHD(注意欠陥多動性障害)の併存症について

ADHD(注意欠陥多動性障害)の併存症について

 

みなさん、こんにちは。さいたま市の南浦和駅から徒歩1分の

心療内科・精神科の南浦和駅前町田クリニックです。

 

今日は、ADHD(注意欠陥多動性障害)の併存症について、考えてみたいと思います。

 

精神科の病気は、「不安障害」と「うつ病」、「双極性障害」と「ADHD」など、

一人の方が2つ以上の疾患を持つことが比較的多いことがわかっています。

 

ADHDの方についてみてみても同様で、ADHDだけでなく、「ASD」「不安障害」

「睡眠障害」「うつ病」「双極性障害」などと合併することがよくあります。

 

例えばADHDと「双極性障害」を例にとると、双極性障害の症状である

<高揚感、多弁、過活動、不注意、集中困難、衝動性>などは、

いずれもADHDの症状とよく似ていて、一見すると区別が難しいこともあります。

 

そういうときは、幼少時からの生活歴や、ご家族・先生・友人から指摘されたこと、

時間経過による症状の推移、なども考慮して総合的に慎重に診断し、

最も困っている事柄の改善を優先させて、治療方針をたてていきます。

 

当院では、ADHDやADHDに併存するお悩みのご相談も受け付けております。

お一人で悩まずにぜひお気軽にご相談くださいね。

 

ストレス心理学Ⅰ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

本日は、「ストレス心理学Ⅰ 気づき」です。
ストレスはもともと物理学用語で『物体のゆがみ』です。
ボールをギュッと握ると圧力がかかって(=ストレッサー)ゆがんだ状態(=ストレス)になります。
大谷選手が握るボールになれたならどんな歪みだって心地よい❣とお考えのあなた…いえ私。
つまるところ、あなたがどう『反応』するかでストレスが有益になるか有害になるかが決まるのです。心理面、行動面の反応から早期に危険を察知できる術は皆さんご納得でした。

ストレスはなかなか奥が深い代物ですので、翌週(12/10)『ストレスマップで見える化』、更に翌々週(12/17)『レジリエンス高めるポイント』へと深堀していきたいと思います。

火曜日午後のS.S.T⇒本日はサイコドラマ(心理劇)の2回目となりました。
前回(一か月前)初挑戦してみたところ、思った以上に高感触でした。
難しく考えずに、ありのままの自分を出し切れるのも、サイコドラマを通してこその醍醐味です。

以上、火曜日の一日を楽しんで心を軽くして頂けたならば幸いです❣

12月のアクションプランをたてよう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、12月のスタートということで、今月のアクションプランを考えました。
毎月のスタートにやっているプログラムですが、自分の現状を把握して、復職や復職、社会復帰にむけて、リハビリの計画をたてるために大切なステップです。

月一回、「復職準備チェックリスト」を使って、自分のコンディションの変化をつかんでいきます。
これが、現在地、ですね。
そのうえで、自分が復職直前にこうなっていたいという状態をイメージすると、その間を埋めるのがリハビリになります。

当グループの特色の一つとして、復帰までの様々な段階の方々が、一緒にプログラムに取り組むということがあります。
自分より一歩先をいっているように見える人もいれば、自分の経験が役に立ててもらえそうな人もいるでしょう。
様々な事情を抱えた方々と一緒に話し合ったり、意見をだしあったりすることで、柔らかな広がりをもっていけるといいですね。

その上で、個別フォローアップでは、皆さんが今、困ったり、もやもやしたり、解決したいことをマンツーマンでゆっくり話します。
その場では答えは出なくても、話していくとほっとしたり、整理できたり。
次にやることがクリアになるのも、よいところですね!

今月の月・木は、どちらも重要ポイント目白おしになりました!
月曜日は、「リハビリのポイント」
自分に何が起こってこうなってしまったのか、経緯を振り返って、自分にとっての持続可能な働き方につなげていきましょう。
木曜日は、「アサーション」です。
自分を守るために、そして、他者も自分も大切にするために、身に着けていきたいコミュニケーションスタイルです。