パニック障害・パニック発作の原因と症状、治療法について
2025年04月13日
みなさまこんにちは。さいたま市の南浦和駅から徒歩1分の心療内科・精神科の南浦和駅前町田クリニックです。
今回は、パニック障害やパニック発作についてお伝えします。
パニック障害は、特定の場面において強い不安や緊張、及び動悸や発汗、手足のふるえ、などが起こるものです。電車の中や映画館の中、地下の居酒屋さん、などの閉所においては、「逃げられない」「自分の力でコントロールできない」という恐怖を伴います。
上記のような発作がおこると、似たような場面において「また不安がおきたらどうしよう」という予期不安がおこり、その場面を回避するようになり、さらに不安が増すのでまたその状況を回避する、という悪循環がおこってしまいます。
パニック障害の治療薬について、パニック発作が頻発する急性期には、抗不安薬でしっかりと発作をおさえることが一般的です。これにより、普段の生活や仕事に支障がでることを防ぎます。一方で、そもそもパニック発作がおきずに安心して生活できるようにするためには、不安に対する感受性を整えてくれる漢方薬やSSRIを使用したり、心理療法を行ったりすることが有効です。
パニック発作がおこる状況やご本人の生活・仕事のスタイルなどを総合的に考慮して、治療法を主治医とよく相談するのが望ましいでしょう。
パニック障害の原因と症状、治療法について、知っておいていただきたいことを動画にまとめましたので、ぜひご覧くださいね。
カテゴリ:Dr'sコラム