イラショナルビリーフとラショナルビリーフ
2017年06月02日
こんにちは。
本日のデイケアでは、まずは、アルゴというゲーム(相手のカードの数字を当てるゲーム)を行いました。みんなで、この数字が出たからこのカードはこの数字に違いない!等と推理しながら頭を使いながら楽しみました。
後半は、論理療法。ゲームを通じての考え方や感情についてそれぞれ考えていただきました。
そして「ゲームに絶対に勝たなくてはならない」等と固定的な考え方や「ねばならない」等と考えていることで苦しくなることを確認し合い、柔軟な考え方と比較いたしました。
論理療法では同じ出来事があっても、誰もが同じ感情を抱くわけではない、ビリーフ(考え方)が感情を決定していると考えます。
ビリーフには「ねばならない」「must」といった固定的なイラショナルビリーフと「好ましい」「better」といった柔軟なラショナルビリーフがあります。
そしてイラショナルビリーフからは不健康でネガティブな感情、ラショナルビリーフからは健康でネガティブな感情を抱くということを確認しあいました。
論理療法の考え方は日常生活の中でも活かすことができると思います。セルフヘルプの手段として使うことも1つかと思われます。
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