非主張的自己表現の心理
2018年10月26日
こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
本日は、アサーションについて行いました。
アサーションとは、自分も相手も大切にする自己表現のことで、自分の考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べることです。自己表現には、非主張的自己表現、攻撃的自己表現、アサーティブな自己表現があります。時と場合、相手等によって、3つの自己表現を使い分けているかと思います。
その中で、本日は非主張的自己表現とつながる心理をとりあげました。人から嫌われたくない、相手と違ったことを言うことで葛藤やもめごとを避けたい・・・等のことがあると思います。
そこで、ご自身の経験を振り返っていただき、アサーティブな自己表現をしたいのに、非主張的自己表現になってしまう場面やその時の気持ち、アサーティブな自己表現を妨げる気持ちや考え方、アサーティブな考え方につながる考え方について分かち合いました。
仕事で相手も忙しそうにしている時に、頼みづらく、自分で全てを行っていたが、相手を気遣いつつもお互いに話し合って納得のいく方法を考えていきたいことや、休日出勤等を頼まれた時に相手に自分の状況を伝えること等、様々なことが挙げられました。
また、何かを伝えることで却って不利益な状況になることが予想される場合等は、非主張的自己表現を選択すること等についても分かち合いました。
コミュニケーションは相手のあることです。常に、選択をしつつ対応をしているものと考えられます。自分の気持ちや状況を鑑みた上で、ご自身のとった選択を大切にしていただきたいと思います。
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