CBT*ケーススタディ
2019年01月29日
こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。
毎週火曜日AMは、<認知行動療法> を実施しております。今日はケーススタディを2つ、皆さんで検討しました。
今日のケーススタディは、「基本なんてもう知ってるよ~」といった「知識だけ」ではホント役に立たないな、という事を、今日は皆さん豪快に体験された感じになりましたね!
こうやっていろいろケースを検討し、「あ!」という気付きの経験を積み重ねて、ようやく「知ってるつもり」が「実際に使える」に自然になっていくのです。
ケースの状況を話してくれている中に、そ~っとそ~っと忍び込んでいた「考え方のクセ」。利用者全員!だ~れも気付きませんでした。それだけ皆さんの思考の中に「クセの癒着」が起こっているからなのですね。癒着が強ければ強いほど「当たり前すぎ(るように思え)て、そこを検討する余地がない・見えない」のです。
そのちょっとした「癒着」に気付いてさえしまえば、自分の受け取り方も変わる・捉え方も変わる・表現の仕方も絞り出さなくてもナチュラルに感じの良い表現になる・状況もラクになる・苦しくなくなる … といった連鎖に繋がっていきます。
今日の鮮やかなどんでん返しの一瞬、言われて気付いた時のみなさんの「あ~~~~~~っっ!!」の表情は、それはそれは素晴らしく感動しました。こうして1つ1つ、ちょっとずつ、ちょっとずつ、本当に使えるようになっていくのですね。ケーススタディの大切さを私自身も今日また改めて感じ入りました。
*
来週・再来週は、認知行動療法の<アクセプタンス&コミットメント>を実施します。
カテゴリ:リワークブログ