夢のワーク
2019年04月05日
こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。
今日はゲシュタルト療法の「夢のワーク」を皆で取り組んでみました。「ああなったらいいな こうなったらいいな」の夢ではなく、夜見る夢の方の「夢」です。
自分が知っている自分自身、自分が感じたり考えたりしている自分自身だけではない、もっと深くたくさんの可能性を秘めた自分自身を、夢に出てくる存在を通して洞察していきました。そこには往々にしてすでに自分の内側にあるのだけれどもトンと忘れ埋もれてしまっている叡智に触れることもできたりするのですね。
イメージ的に怖かったり嫌だったりする存在だとしても、洞察をしていくと大切な何かに気付いたり、想い出したり。
今日は、大きな樹、先輩、カラの缶、宇宙に浮かぶ円盤、財前教授、小さくてか弱い男の子が入ったビン … などなど、さまざまな登場人物や存在を通して取り組んでみました。
想定外だったのは、ワーク以前の概論というかゲシュタルト療法のポイントそのもので盛り上がったこと。。
あのタイムラインを書いて説明している時、みるみる変わったみなさんの表情がとても印象的でした。アレ、しばらく集中して繰り返しお伝えする価値がすごくある … !!と確信した次第です。心の中で腕まくりした瞬間でした。
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ヨガの後には、<個別ワーク> Office*集中トライアル90 を実施しました。
水曜日とは違って「ヨガ後」というのがハードル的な環境設定になったご様子。「モードを切り替えて集中する」そんなテーマがありました。
「ひゃ~!いつもよりも集中しにくい!」
ふっふっふ☆ 今日はより実際の生活あるあるな感じで取り組んで戴きました。
集中できない中でも作業を続ける。
これがまた現実的な力にも繋がっていくのです。実際、誰だっていつでもどこでも100%集中できる訳でも集中している訳でもありませんので、全然100%に届かない状態で「やり過ごす」をどうやるか?がとても大切になり、「やり過ごす」事に慣れることも大事な経験ステージだったりもするのですね。
完璧を狙わない。「べき」から距離をとる。今日は集中ワークでもココロのしなやかさを皆さんエクササイズできたご様子でした。
何(What)の作業をするか、ではなく、どう(How)やるか?に、ココロの回復の源があります。1人の気付きが皆の気付きに繋がっていく … 作業後の振り返りの大切さも改めて感じた最後の最後の15分間でした。
今週も1週間、皆さんお疲れさまでした!
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