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森田療法

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は森田療法について行いました。森田療法とは、森田正馬によって考案された、日本独自の精神療法です。森田療法では、不安をコントロールしたりせずに、あるがままに受け入れること、そして、できることを気分にかかわらずこなしていくという考え方をします。そして、その中心となる理論である精神交互作用や思想の矛盾について説明をしました。

精神交互作用とは、注意と感覚の悪循環で、ある感覚に対して、過度に注意が集中すると、その感覚はより一層鋭敏になり、その感覚が固着されることです。思想の矛盾とは、「こうあるべき」「こうあってはならない」と知性で感情をコントロールしようとする姿勢のことです。そして、思想の矛盾により、知的に感情を解決しようと構えれば、さらに精神交互作用が強まり、なくそうとすればするほど、堂々巡りの袋小路に陥る(「とらわれ」と「はからい」の悪循環)とされます。

そこで、本日は、不安をあるがままに受け入れることが難しいと感こと、若しくは、不安を受け入れることができても行動に結びつけることが難しいこととその理由について、分かち合いました。

頭ではわかっているものの行動に移す難しさ、また、行動に移そうとする際に躊躇う要因等に対する気づきがあったかと思います。

まずは、感情をコントロールせずに受け入れること、その上で、自分のできることから始めていくことも1つかと思います。

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