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12月のドラマセラピー・ドラマにすることで得られる気づき

今年も残すところ数日となりましたね。

今日のドラマセラピーは、ゆっくりと2019年を振り返りながら、

「今年、自分の中で一番大事な体験・瞬間」をドラマにするワークを行いました。

ストレッチやウォーミングアップのあと、用意したのは12個の椅子です。

それぞれの椅子は、1月から12月までを表しています。

椅子に座りながら、1月、2月…と、その月に起こったことや感じたことを思い出していくことからスタート。

椅子の上で、どんなポーズをとってもOK!

椅子の背をポンポンとたたいたり、椅子をなでたり、、、

いろんな感情を、体で表していきながら、12個の椅子を時計回りに回っていきました。

そして、全て周りきったあと、今年一番大きかった思い出や出来事が起こった月を一つ選び、その体験を話していただきました。

参加者のお一人は、

「このリワークプログラムに参加したことです。

私一人ではなかったんだ!と思えたことは、とても大きかったです。」と口にされました。

皆さんの内側を、ドラマとして見てみましょうとお伝えして、ドラマワークへ。

ドラマでは、できないことはありません。

実はいろんな「役」が、一人の心の中にいたのだということがわかりました。

たとえば、、、

・わかってもらえて嬉しいと思っている人

・そういうことだったんだと、深く納得できた人

・意外だなぁ、と思って驚いている人

・そうそう!と、他者に対して深く共感している人

などなど、、、

一つ一つの役を、ジェスチャーやポーズで表しながら、自分の体験・思いを丁寧に形にしていくと、

別のものも見えてきます。

先ほどの方は「そうそう!」と内側では深く共感しているのですが、その役はポツンと一人で他の役の後ろ側に隠れていたのです。

「この共感している人を、もう少し前に出してあげれば、もっと他者と心が通じ合いますね。」と、お声がけをして

どんな役がそばにいたら、もっと共感を外側に出していけるだろうか?について話し合いながら、さらにドラマワークを続けていくと、、、

・(自分の気持ちを口にしても)だいじょうぶだよ!と言っている人

・ためしに少し言って見たら?と励ましてくれる人

などがそばにいたら、もっと安心だねということがわかってきました。

上記の二人をさらに加えて、再度ドラマワークをやってみると、、、

「すごく励まされて、やる気になりました。自分の中の共感を、外側に出せる気がします。

来年は、少し勇気を出して口にだしてみようかな。」

そう、おっしゃっていました。

ドラマセラピーは、こんな風に自分の心の中で起こっていることを、目に見える形で見せてくれます。

だからこそ、自分自身への理解が深まるんですよね。

そして、ドラマの中で行われたことは、日常生活へのリハーサルにもなります。

今日は今年最後のドラマセラピーでしたが、一緒に2019年を振り返りながら、私もとてもいい時間を過ごさせていただきました。

来年は、1月25日の午後13時から、ドラマセラピーを行います。

どうぞ、お気軽にご参加くださいね。

また、皆様とお会いできることを楽しみにしています。

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