不和を生む期待のずれ
2020年10月14日
こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
今日は「役割期待」をキーワードに、身近な人達との関係を考えてみました。
それぞれの対人関係を振りかえると、いろんな人と、いろいろなかかわりをもって暮らしていることに気づきます。
どの人たちとも、同じように仲良くする必要があるのでしょうか? 改めて考えみましょう。
自分にとって関係性の近い「重要な他者」との関係から、私たちのこころは多くの影響を受けます。
だからこそ力にもなるし、ストレスにもなります。
その人達、あるいは遠い人達との関係をスムーズにする考え方のひとつとして「役割期待」について考えました。
対人関係のすれ違いは、お互いの人間としての不一致ではなく、あくまで「相手にどんな役割を期待しているか」が食い違っているから起こるのではないか?という視点です。
そう考えることで、相手を批判、攻撃することなく、期待の調整をすることができるようになります。
お互いに譲り合って、お互いに納得できる期待に調整できれば、対人関係の不和や不満は解消されていくでしょう。
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