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ロープレ『ユーモアセンス/Sense of Humor』

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

 

火曜日の午後のS.S.T(ソーシャルスキルトレーニング)では、社会生活を送りやすくするための様々な技法を取り入れていますが、本日はコミュニケーションを深める会話術の中から『ユーモアセンス/Sense of Humor』を行いました。

 

これまで様々なコミュニケーションを深める会話術のロープレを行ってきましたが、本日は『ユーモアセンス』です。

 

嫌なことがあった時、それをストレートに受け取るとネガティブになりますが、ユーモアのセンスで受け止めると心が和やかになり、軽くなります。

今日はそのことを体験し練習してみました。

 

最初はお口の体操・・・テンポよく言葉のしゃれを味わってみました。

何でこんなことやるの?と思った方も、、、次々とリズムに乗って繰り広げられる言葉の世界に入り込んでいきましたよ。

 

こうして、お口も心も軽やかになったところで、ロープレを行いました。

3つの事例を使いました、

 

心理学の勉強は、いくら頭でわかっていても現実に活かすシーンを模擬体験していくことが重要だと思います。そしてまずは楽しむこと❣

 

本日のリワークを通して、メンバーの皆様の心も、お口も、頭も、軽やか~💕になれたことに感謝です。

 

 

コミュニケーション-そもそもの話

こんにちは。
南浦和クリニックのリワーク報告です。

11月の木曜日、コミュニケーションのテーマは、「そもそもの話」です。
そもそも、私たちはなんのためにコミュニケーションするのでしょうか?

そこでまず、その「そもそも」を考えてみました。

「コミュニケーションできた」というのはどういう状態?
自分のクセは? それは、よい感じ?やな感じ?
コミュニケーションて難しいなぁと感じるのは、「いきちがい」がおきたときですね。

後半は、それを確認する実験をやってみました。

同じ情報を聞いているのに、それぞれが表現したことはまったく違っていました。
ここまで違うとは、驚きましたね!

お互いの枠組みがこんなに違うのかー。ならば、どうしたら共有できるでしょうか?。
見える形にすると、ミス・コミュニケーションは歴然。
日常では、これが頭の中だけで続いているということなのです!

そりゃ、わかりあえないことの方が多いかもしれませんね。

自分とは違う他人だからこそ、丁寧にやりとりしていくことは必要です。
その一方で、それでもわかりあいたいと思える相手こそ、大事にしていきたいですね。

次回・来週は、コミュニケーションの基本スキル「話す」と「きく」のそもそもを考えてみましょう!

CBT*行動につながる宝の認知

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
問題解決に向かいやすくする「考え方」に取り組みました。

ストレス対処能力が高い場合のモデル認知を参考にしながら
自分自身のケースにおいて自分にどのように声を掛けてあげられると
ココロが軽くなって目の前のやるべきことに取り組んでいきやすくなるか検討していきました。

また、たくさんの「パワーワード」にも触れました。
いままでそれらのパワーワードをむしろ「禁止」して生きてきた方も少なくなかったですね。

苦しくなっていたのは当然だったんだと気づいた

という振り返りがとても印象的でした。

来週は自分を動けなくするブロックに気づいて溶かしていく予定です。
本当は「問題を解決したい」のですものね。
ブロックさえ外れれば、自然にスーッと動いていける。その感覚をキャッチしていきましょう。

朗読

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

 

火曜日の午後のS.S.T(ソーシャルスキルトレーニング)では、社会生活を送りやすくするための様々な技法を取り入れていますが、本日は『朗読』を行いました。

 

これまで色々な朗読を行ってきましたが、本日は『大人の絵本』ということで、マーゴット・ツェマック作『ありがたいこってす』を選ばせていただきました。

 

朗読の効用は

・言葉に気持ちをのせて伝えることによる自己開示

・視覚と聴覚の両方を同時に用いることでの、脳の活性化

・気持ちを落ち着かせる作用のセロトニンは、声に出して読むことで多く分泌される

・やる気や自制心を司る脳の前頭葉は、朗読により刺激することができる。

・大きな声を出すことでストレスホルモンが少なくなるだけでなく、内臓も活性化。

など、良い事ばかり。。。

 

なにより皆さんが楽しんで取り組んで頂けたことが一番です。

あちこちで笑い声が響いていました。

 

本日のリワークを通して、メンバーの皆様がハートウォーミング💕になれたことに感謝です。

ケアを発動するきっかけをつかもう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

11月の月曜日は、復職準備として「再発予防」のためにできること考えています。
今日は、シグナルとメンテナンスをキーワードにして、ストレスケアについて考えてみました。

とにもかくにも、まず自分のコンディションを意識して、つかめること!
これがセルフケアのスタートです。
担当としては、これができれば、メンテナンス方法はなんでもいいといいたいくらい、重要なスキルだと思っています。

そして、自分がなんとかやっていけるコンディションかどうかをモニタリングしながら、
そうでなくなってきたら、そのコンディションに戻すこと。
このサイクルを、回し続けていけるようになりましょう。

というわけで、今日は、皆さんのいつもの感じ、落ちている感じ、上がりすぎている感じ、を書き出してみました。

あらためて書き出そうとすると、実は、なかなか意識できていなことに気づく方もいます。
今までは、あがりすぎ=頑張り過ぎの感じが、いいぞ!と思ってきたけど、これは危険な罠だったことに気づいた人。
自分のいつもの感じが、いかに心地よいか、改めて実感としてわかった人。

リワークでは、毎日、各自が来た時と帰りのコンディションをチェックしています。
その積み重ねが「日頃の自分」「いつもの自分」を感じることにつながり、
そのいつもの自分とちょっと違うサインへの感度を高めることになるのです。

次回は、メンテナンスの一つの柱「サポート」について考えていきましょう。
復職へ向けて、意識しておきたいポイントも整理します。

うつについてのQ&A

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

いつもは午前中のプログラムばかりをご報告していますので
たまには午後のご様子も。

金曜日の午後は<疾病理解>を実施しています。
1週目…生活スタイル
2週目…うつ・適応障害
3週目…ASD
4週目…ADHD
に関して毎月テーマを決めて取り組んでいますが

本日は「うつ」に関して疑問に思っていることなどを
あれこれ皆で出し合って検討していきました。

普段ひとりで疑問に思って悶々としていることを
こういうところで話してみてクリアにしていく。

クリアにならないことでも
「クリアにならないものもあっていいんだ/そういうものだ」の感覚を得ることで
必要以上に焦ったりもがいたりするところから離れることができましたね。

ひとりきりで取り組むってしんどい。
でも「自分だけじゃない」って思えるだけでも
目の前の一歩を進む気持ちがちょっと出る。

そんな時間にもなっていくといいなと思いつつ
いつも金曜午後の時間を過ごしております。

11月のアクションプランをたてよう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

祝日があったので、ちょっと遅くなってしまいましたが、今日は11月のアクションプランを考えました。
毎月のスタートにやっているプログラムですが、自分の現状を把握して、復職や復職、社会復帰にむけて、リハビリの計画をたてるためには大切なステップです。

月一回、「復職準備チェックリスト」を使って、自分のコンディションの変化をつかんでいきます。
これが、現在地、ですね。
そのうえで、自分が復職直前にこうなっていたいという状態をイメージすると、その間を埋めるのがリハビリになります。

当院リワークの特徴の一つかもしれませんが、復帰へ向けて様々な段階の方々が一緒に過ごすグループです。
そのため、他の方の様子を聞いて、焦ったり、落ち込んだり、ときにはいらだったり。
それも自然な気持ちです。

できるだけ、焦らず、無理せず。今月の少しずつ積み重ねていけるといいですね。

個別フォローアップでは、皆さんが今、困ったり、もやもやしたり、解決したいことをマンツーマンでゆっくり話します。
その場では答えは出なくても、話していくとほっとしたり、整理できたり。
それぞれ、課題が浮き彫りになったり、次にやることがクリアになったりするのも、よいところですね。

今月の月曜日は「再発予防」、木曜日は「コミュニケーションbasic編」です。
再発予防は、皆さんが持続可能な働き方を取り戻していくうえで、一番の重要ポイントです。
再発予防の一つのスキルが、適切なコミュニケーションともいえるでしょう。
今月も、よろしくお願いします!

CBT*今月は「いまできる」ちから

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本月の<認知行動療法>では、行動に焦点を当てて「問題解決法」に取り組んでいきます。

「問題解決法」をワークするにあたって大切な6つのことを皆で検討していきました。

言葉で聞いてみると
「え~そんなシンプルなこと」

というイメージになりやすいのですが
決して決して気休めではない、ごまかしでもない、「作戦」であることに
本日は体験的にみなさんには気づいていただけたようでした。

おあつらえ向きなように聞こえる言葉と
自分自身が体験的に「腑に落ちる」ニュアンスとは
随分違いがありましたね。
あの感覚、どうぞ覚えていてくださいね。
「絵空事」のワナにひっかからない大切な感覚です。

心理劇(サイコドラマ)

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

 

火曜日の午後のS.S.T(ソーシャルスキルトレーニング)では、社会生活を送りやすくするための様々な技法を取り入れていますが、本日は『心理劇(サイコドラマ)』を行いました。

 

サイコドラマの導入的な位置づけとしてのアクションメソッドは、これまで何回か行ってきましたが、今回はもう一歩進めて、サイコドラマに挑戦しました。

 

皆さん、創造性豊かに自己表現されている姿には驚きとともに感激しました。大きな拍手を送りたいと思いす。

 

サイコドラマの効用として「感情の開放」があります。抑圧されている感情が表に出て、心の重荷が軽減されます。

 

それは、自己理解の促進や、対人関係の改善につながります。

 

本日のテーマである『大切な過去の自分』を行ってみて、より心が軽やかに、楽しくなれたことと思います。

 

本日のリワークを通して、メンバーの皆様の笑顔がますます増えたことに感謝です。

みんなで話すこと★1対1で話すこと

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、10月最後の木曜日ということで、今月の振り返りを行ないました。
今月やったこと、気づいたこと、今後に役立ちそうなこと。
各自で振り返った後、みんなでシェアしていきます。
それぞれの出したキーワードにピン!ときたら、「それ、どういうこと?」と詳しく聞いてみました。

毎月そうなのですが、多くの方が、他の人と話すとスッキリする!とか、元気になった!とか、言ってお帰りになります。
どうしてなんだろう?と、自分でも疑問を持つ方もいて。
グループで活動するひとつの良さ・意味が、ここにあるように思っています。

後半は個別フォローアップで、それぞれ、今、感じていることや抱えている課題、今後へのもやもやなどを話し合いました。
みんなで話すのとはまた違って、自分のことをゆっくり、じっくり、眺めたり、解きほぐすような対話になることも多いですね。
頭のなかや、こころのなか、あるいは状況のこんがらがりを、ほどいていくような印象をよくもちます。

抱えている事情は人それぞれ。自分のおかれている状況が、人から見ると、まったく違って見えることもあります。
個別フォローは毎週1回、月曜日か木曜日にあります。
ストレスマネジメントスキルの大事な1つ「相談する」練習にもなりますので、ぜひ、気軽に話に来てください。

グループで語り合うことで気づくこと、1対1で丁寧に話し合うことでわかること、うまく組み合わせていきましょう。

来週の木曜日は、振り返りをふまえて、11月のアクションプランをたてます。
何をしたらいいかがわかると、意外とモチベーションて上がってくるものなのです。
ご自身なりの行動計画をたてていきましょう。

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