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★5月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

 

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

CBT*ストレスの全体を見渡す(アセスメント)

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>ではストレス場面の全体像を見渡してみました。
「アセスメント」と呼ばれています。

客観的に本当に全体を見渡してみると、
自分で分かっていたつもりが、
意外と「な~んだ、これが嫌だったのか」と改めて整理して理解できたり、

「自分にはなにもない」と思っていたけれども
意外や意外、「ただ忘れていて活かしていなかっただけだった」ことに気付いたり。

「なにかが解決した訳では全然ないのに
モヤ~と視界が悪かったのがピントが合った感じがして
それだけで気持ちが楽になった」と振り返られた方も多かったご様子です。

このアセスメントをすること自体が
1つのコーピング(ストレスを和らげる手段)とも言われている所以ですね。

午後の<個別集中ワーク>では
このシートのブランクもいっぱいご用意していますので
いつでもご自分のペースで「自分のストレス場面全体」を俯瞰できますよ。
一緒に見渡してみる時間もありますので
一人きりでやるのが難しかったら一緒にやってみましょうね。

★5月30日(木)午後 卒業発表 予定通り開催です★

町田クリニック リワークプログラムからご案内です。

★卒業発表★ 今月は予定通り、開催します!

5月30(木)午後です!

復職が近い方から、ご自身の経験をうかがえる貴重な機会です。
ぜひ、ご参加ください!

個別フォローは卒業発表の後に行います。
開始時間が遅くなること、お一人の時間が限られることをご了承ください。

よろしくお願いします。

自分を思いやる心-セルフ・コンパッション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

「感情」をテーマにしている今月の水曜日。
私たちがコミュニケーションを通して伝えたいことは何でしょうか?
感情は「こころのこえ」として、その姿を伝えてくれます。

今日は、自分を思いやるこころ-セルフ・コンパッションについて考えてみました。

日ごろ、自分に厳しくすることに慣れている方が多いのではないでしょうか。
でも、苦しんでいるのがもし、自分の大切な人だったら?

人によっては、自分にかける言葉と大事な人にかける言葉が180度違ってた!という人もいたようです。

対人関係や、目標達成、様々な場面で、私たちは大きな努力を強いられます。
苦しくても、つらくても、自分を鼓舞し、エネルギーを振り絞ってがんばっています。
これまでもう十分、やってきたのではないでしょうか。

今までも、日々、がんばってきた自分。自分に厳しくすることで、走り続けてきた自分。
その自分もコンパッションで抱えてあげましょう。
新しいやり方を取り入れるには、無理と焦りは禁物です。

2か月かけて取り組んできた「感情」のテーマ。
ラストの来週は「自分を支えるこころ」自尊感情とその背景にあるものについて、考えてみたいと思います。
そして、感情が伝えるニーズをうまく満たしてあげるには、ちゃんと人に伝えることも大切です。午後はそんなテーマです。

再発しないために-きっかけをつかもう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

5月の月曜日は、復職準備として「再発予防」のためにできること考えています。
参加者の皆さんにとっては、最重要課題!といってもよいテーマですね。
二度とこんなことは繰り返したくない。その思いはみんな同じです。

今日は、再発予防のための土台になる、セルフケアのためのきっかけに気づくためのワークに取り組んでみました。

自分の日頃のコンディションを意識すると、下がりすぎも、上がりすぎもあること、それぞれサインやきっかけも違うことに気づきました。
この、いつもの自分とちょっと違う?という違和感に気づいたら、それを逃すことなくケアしましょう。

上がりすぎや下がりすぎの感じは出てくるんだけど、いつもの感じ、がなかなか、、、という声もありました。
そう、なかなか、私達って普段の自分の感じを意識できていないんですよね。

リワークでは、毎日、各自が来た時と帰りのコンディションをチェックしています。
その積み重ねが「日頃の自分」「いつもの自分」を感じることにつながり、
そのいつもの自分とちょっと違うサインへの感度を高めることになるのです。

やっぱり日頃の積み重ねは大事です!
来週は、ストレス対処、メンテナンスの2本柱の1つ、サポートについて考えていきましょう。

リワークフォローアップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日は<リワークフォローアップ>を実施しました。
平日のリワークプログラムとは違った雰囲気で
リアルな話題が飛び交う時間。

復職直後から復職半年、1年、2年。。。
さまざまなステージならではのテーマを共有しながら
「いまの自分」のバランスを整えていきました。

リワーク現役さんもご参加OKですので、
この時間ならではの「実際に復職/転職された方」から
「こうしよう」と決めた瞬間の想いなど
貴重な情報を分かち合う一幕もありました。

今日は平日リワークのおさらいになる場面は。。。
アサーション、バウンダリー、認知行動療法などが登場して
皆で振り返りました。

1日1日、ちょっとずつできてきたことが
またこれからの1日1日を支えていく。
そのマイルストーンとしても
この<リワークフォローアップ>が自分見つめの時間となるといいですね。

ココロの貯金箱

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
交流分析の「ストローク」より、自分自身のココロの栄養をどう蓄えていくか検討していきました。

とてもとても基本的なことすぎて
あまりにも基本すぎるからこそ

意味がない・とるに足らない・くだらないと
ないがしろにしてしまっている

空気のように当たり前すぎて
吸わなきゃ生きていていけないのに

空気のように吸うこと自体を
意識できない

・・・そんな風になってはいませんか?

本日はココロのエネルギー量を貯金箱のイメージに重ねて
検討していきました。
エネルギーが出ていきっぱなしにしない工夫、
これからちょっとずつやっていきましょう。

CBT*自分の状態にきづく

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
自分の感情と思考に「きづく」ことの大切さに触れていきました。

いま、自分がどのような状態になっているのか?

モヤ~っとする
なんだかな~ な感じ

その中にある具体的な感情はなんだろう?
その感情を連れてくる考えってなんだろう?

ここに気づいていく事は
ストレスの連鎖への道を断ち切る第一歩になっていきます。

知らず知らずに内に
自分の感情に支配され、振り回され、
感情が引き起こす思考(ドラマ)にも振り回され
ストレス対処能力がどんどん削られていく事のないように

ストレスを食い止めるちから

その大切なスタート地点。
これからもしっかりつかんでいきましょう!

5月のアクションプランをたてよう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、5月の(月)・(木)スタートということで、今月のアクションプランを考えました。
月末の月間振り返りとセットのイメージで、月初にやっている毎月のプログラムです。
どちらも、自分の現状を把握して、復職や復職、社会復帰にむけて、リハビリの計画をたてるために役立ちます。

最初に「復職準備チェックリスト」を使って、自分のコンディションの変化をつかんでいきます。
これが「現在地」ですね。
そのうえで、自分が復職直前にこうなっていたいという状態をイメージすると、その間を埋めるのがリハビリになります。

アクションプランをたてるには、できるだけ具体的な行動にするのがとても大事です。
具体化することで、取り組みやすくもなるし、できた/できないが明確になるので、モチベーションもつながります。

最後は毎回、小グループに分かれて、自分のアクションプランについて「行動宣言!」します。
言ったからにはやらないといけないな、と皆さん、少し気持ちが引き締まるようです。
なんとなくぼんやりして気持ちがのらなくても、
今、自分がやるべきこと、できることを意識することで、スッキリしてやる気が出てきた!と笑顔で帰れる方も多いですね。

後半は個別フォローアップでした。
担当の心理士と1対1で個々のプロセスについて話し合う時間です。
ご希望の方が多いプログラムでもあるのですが、今日はとっても、時間にも心にも余裕がありました!
皆さん、たっぷり自分のことを話して、考えて、晴れ晴れとした表情になったのが印象的でした。

今月の月曜日は、ずばり「再発予防」について、具体化するために考えていきましょう。
今月の木曜日は、抱えるのが辛い気持ちとどう付き合っていけるか考える「感情」をテーマにした後半戦です。

さあ、今月も。ご自身のペースで、ゆっくり進んでいきましょう。

認知行動療法シリーズ*スタートしました

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>は、4か月プログラムの初回でした。
認知行動療法の基本概念をご紹介する中で
ご自身のつらかった場面と重ねて洞察できた方も多かったご様子でした。

また、「誤解あるある」を検討したところ
今までの自分の考えを「悪者」にしない、「間違っていた」ではない、という話が
自分の許しに繋がった、というコメントもありました。

ひとりでにつくられていった「自分を楽にする思考」へのブロックが
解けた感覚を得た方も複数いらっしゃったご様子で何よりです。

認知行動療法について書かれた本はたくさんあるのに
大切なことが抜けているな、と筆者がいつも思っていることを
そっと(いえ、熱く)お伝えして良かったなといつも思う初回です。

これから今までの思考を
楽にやわらかくしていきましょうね。