ブログ

CBT*ケーススタディ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今週の<認知行動療法>では、今まで取り組んできた認知の部分のワークを、もっと日常的に、もっとカジュアルに、ハードルを下げて気軽に取り組むことができるように、シンプルなシートを紹介しつつ、今日もワークをやっていきました。
「知っている」から「身に着けている」へ移行していくには、習慣化させていくことが大切です。

また皆さんが今日取り組んだテーマの中からケーススタディも実施しました。
ケースを提供してくださった方にとって考え方の幅がぐんと広がって有益なのはもちろんのこと、それ以上に皆さんから飛び出てきたアイデアの数々は、もともと皆さんの中に既に「ある」ということを確認できる・発見できることがとても有意義なのです。

自分自身のことだと一生懸命すぎてしまって、すごく心が疲れてしまう。でも他人事だと(自分にも重なるテーマだとしても)気持ちを軽やかにしながら、肝心な部分を考えたり学んだりすることができる。
… 今日はそんなお声もご感想でありました。

いつも思うことですが、生(ナマ)のケースは本当に皆さんのココロと思考に沁みますね … !

7月は3週に亘ってもう1つのストレス対処方法 … 認知行動療法の「行動」の部分に焦点を当てて、
ラクにできるようになる極意ポイントを身に着けていきましょう。

今シリーズでは、行動と言いつつ … やっぱり軸に「認知」を据えていきます☆

人とのかかわりと期待のずれ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は「役割期待」をキーワードに、身近な人達との関係を考えてみました。

それぞれの対人関係を振りかえると、いろんな人と、いろいろなかかわりをもって暮らしていることに気づきます。
どの人たちとも、同じように仲良くする必要があるのでしょうか? 改めて考えみましょう。

自分にとって関係性の近い「重要な他者」との関係から、私たちのこころは多くの影響を受けます。
だからこそ力にもなるし、ストレスにもなります。

参加者の方々も重要な他者だからこそのずれ、仕事上の関係でのずれ、実感できることがある様子です。

その人達、あるいは遠い人達との関係をスムーズにする考え方のひとつとして「役割期待」について考えました。

互いにきちんと伝えあわないことで、期待にずれが生じていないか?
その視点をもつことで、お互いの風通しがよりよくなるかもしれません。

★7月のプログラム

 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: ストレスマネジメント・ヨガなど ヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど  認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど 実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ・ドラマセラピーなど ドラマセラピー
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

お尻の筋肉を鍛える

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガは、リラックス系のヨガだったのですが、ポイントで、お尻の筋肉を鍛えました。

お尻は上半身と下半身を繋ぐとっても大切な部分です。

筋力が衰えると腰が弱くなってしまったり、脚が疲れやすくなってしまったり、お尻が垂れてしまい、足が短く見えてしまいます。

太ももの前側やふくらはぎの筋肉がパンパンになりやすい人は、お尻の筋肉がうまく機能していない可能性もあります。

お尻にしっかり筋肉をつけてあげれば、脚の筋肉への負担も減るので、脚の筋肉太り対策にもなります。

 また、坐骨神経痛の症状にも、お尻の筋肉が関係しています。お尻の奥にある梨状筋という筋肉が固まると、そのすぐ下を通っている坐骨神経を圧迫します。

お尻の筋肉はとても大切です。毎日少しずつ鍛えていきましょう。

ストレスとうまく付き合うヒント③

こんにちは。

南浦和駅前町田クリニックのリワークのご報告です。

本日の <ストレスマネジメント> では、ストレスとうまく付き合うヒント<その3>として、

普段、何気なくやっているリラックスの方法を皆さんでシェアしました。

適度な運動をしたり、おしゃべりをしたり、音楽を聴いたり、カラオケで歌ったり、

動物と触れあったり、ゆっくりお風呂に入ったり、思い切り笑ったり、ガーデニングをしたり、、、

エトセトラ、エトセトラ、、たくさんのリラックスの方法がありました。

時間や場所にしばられずに、簡単に取り組めるものは、ストレスに対抗するための

心強い武器になります。

自分が「気持ちいい」「楽しい」と感じるものなら何でも構いません!

手軽で、自分にあったリラックスの方法を選んでくださいね。

 

 

レジリエンス-危機を転機にする力

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、人生で何度も起こる思いがけない出来事について考えてみました。

こういった経験を受け止め、その先につなげていく力として、レジリエンスをとりあげました。

レジリエンスの5つの要素をチェックすると、自分がもっているリソースがわかってきます。
楽観的に考えることは、大事といわれていはいるのですが、なかなかできないものですね。
それぞれのアイディアを交換したりもしました。

その上で、自分の人生を振り返って、また将来を期待して、これまでの山と谷になるエピソードをふりかえりました。
これまでの人生を振り返るのは、ときにしんどい作業です。
時には一度明けた蓋を閉じるのもありでしょう。
その一方で、今はつらくてもいつかは上がるんじゃないか、今まで、良かったときのほうがずっと多かったというきづきもありました。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の疑問や不安に対して、既に復職された方々が経験を振り返ってアドバイスをしたり、復職してから現在までのコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合うグループです。

最近、仕事帰りにお気に入りのカフェに行きリラックスしている、3rd Placeの話題が出ました。それに対して、自分の家がリラックスできる場所なので、職場から急いで帰るようにしている、でもそれだと実は仕事をそのまま家に持ち帰ってしまう、もう少し余裕を持ちたい、隙間時間も大切、オンとオフの切り替えが必要という気づきがありました。また、オンとオフはすっと切り替えられるものではない、オフのときに「仕事について考えている自分がいるなぁ」と思えればよいという方もいらっしゃいました。3行日記に良かったことだけを書く、お風呂にゆっくり入る、スポーツ観戦をする、季節の花を見るなど、皆さん、色々なリラックス方法や切り替え方法を工夫されていました。

後半は、転職を考えている方のお話を聞き、皆で転職と復職について考えました。転職経験のある方からは、転職と復職の良い点と悪い点を書き出して、それを壁に貼って検討した。結果的に転職は成功したが、自分で決めることが大切、自分で決めたことだから結果はどうなっても責任が取れるというアドバイスがありました。また、転職せずに復職された方からは、自分が好きで元気になれる仕事だったから同じ職場に戻ったという体験談をいただきました。自分にとって仕事とは何か、大切にしているものは何かをじっくり考える機会になりそうです。ご自分の納得がいく選択をされることを願っています。

今日は少人数だったので自分が話せる時間があった、アドバイスをもらえた、土曜日にフォローアップに来ることによって生活リズムが保てる、今のコンディションを見直せる、のんびり行こうと思えたという感想が得られました。

土日に生活リズムが崩れてしまいがちな方、自分のコンディションを確認したい方、ゆっくり話したい方、ぜひリワークフォローアップにご参加ください。

ビジネスマナー・公園をつくろう

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

今日のリワークのテーマは『ビジネスマナー』と『公園をつくろう(グループワーク)』です。

 

ビジネスマナーでは、お辞儀の仕方から名刺交換のマナーまで、実践を交えて学びました。

もう何年も前に会社の新人研修で習った方、特に習うことなく過ごしてきた方、様々な立場の方がいらっしゃったと思います。

何気なく行なっていたお辞儀や名刺交換のマターを改めて意識して取り組むことで、よりスマートで爽やかな印象を相手に与えることができることを実践を通して知ってもらえたと思います。

 

午後は「公園をつくろう」というお題でチームに分かれました。

近隣の地域住民(スポーツ好きな大学生、子育てサークルの方、美化活動をしてる市民など)になりきってもらい、それぞれが希望の公園を主張します。

その意見を踏まえ、皆でより良い公園をつくるのですが、ここで多数決はできません。

皆が納得するまで話し合いで決めていきます。

 

最後にチームごとにできた公園を発表しましたが、自分のチームにはないアイディアに関心が集まりました。

また、近所の公園にも様々な意見が取り入れられ、限られた予算内におさめているのだと思うと、公園を見る目も変わりましたとの感想がありました。

 

全体的には、皆で協力して何かを作ることの楽しさ、そして、相手を尊重しつつ自分の考えも伝える、アサーティブな様子がみられました。真剣に話し合う姿の合間に笑い声もあり、和気あいあいとした、心地のいい空間ができました。

 

金曜日のグループワークやチームワークでは、楽しんで話し合いができるような題材を用意しています。

みなさん、ぜひご参加くださいね!

 

by 心理師 藤田

気付きがたくさん*認知再構成法

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、前回取り組んでみました「認知再構成法」を実際に自分のケースで検討していきました。

考え方を広げる 「 12のヒント」のシートを元に、アノ手・コノ手で今まで固着していた考え方を広げていきました。

そして、いろいろ出てきたアイデアから、取捨選択をしたり、いくつかのフレーズを1つにまとめたりして、新しいアイデアを誕生させていきました。「知識」ではなくて、実際に自分自身のことを検討してきましたので、みなさん集中して取り組んでいらっしゃいました。まさに真剣そのもの!

そんな中で今日もたくさんの気付きがあったご様子でした。

・先週<例>を聞いていた時には「ふ~ん」とピンとこなかったものが、実際自分にあてはめてやってみたら、どういうことだか感覚でよく理解できた。

・Aは自分に一番効果的なヒントだと思っていたが、実際にやってみると違うヒントの方が豪快にヒットした。

・実際に取り組んでみたら、今まで恐れていたイメージ(物事)って意外とそれほど怖いものではないのかも … と思えた。

などなど … などなど!

上記はほんの一部にすぎず、みなさんからは本当にたくさんの気付きがコメントされてきました。

今日は書き物が多かったですね。先週のご参加なしに今日いきなり認知再構成法のワークに入った方にとっては、一気に情報が押し寄せた感じになったかもしれませんが、お渡ししているブランクのシートをコピーして数をこなしていけると、すんなりできるようになっていきます。自習時間などを使ってぜひ繰り返しトライしてみてくださいね☆

来週は、もっとカジュアルに考え方を柔らかく広げていくプチワークをご紹介いたします。

ハードルをどんどん下げていきますよ~!

 

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、アサーションをテーマにした3回目です。
アサーティブな表現について考えてみました。

自分の思いを率直に表現する権利は、誰しもが持つものだとわかってはいるのだけど、、、
自分が苦手な思いをする場面にも、特徴があるようです。
日常場面や問題解決の話し合い、それぞれに適したアサーティブな表現があるでしょう。

診察や職場など、場面を設定してみると、アサーティブに、といっても、様々に伝えたい内容のバリエーションがありました。
実際に、その人になりきって、それぞれの表現をやってみると、わいてくる思いや感情などまで実感できたようです。

そう簡単に身にはつかないものだよなという実感もあったようですが、少しずつ、実践しながらみにつけていきたいという声が多く聞かれました。