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リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の不安や疑問に対して、既に復職された方々が経験を振り返りアドバイスをしたり、復職してから現在までのコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合うプログラムです。

今日は復職後の再発への不安に対して皆で考えました。100%の力ではなく65%でやっていく、余力を残して家に帰ってから趣味の時間を取る、家事をがんばりすぎないなど心がけていることが挙げられました。また、毎日コンディションは変わるので、意識して客観的に自分の心身の状態をチェックする、自分のコンディションの特徴を知り、予防に役立てることも大切だという意見が出ました。

話し合いの後、みんな同じ不安を抱えているのだとわかった、体調は良い時も悪い時もあることを受け入れる、みんなの意見を聞いて自分では考えつかないことに気づけたなどの感想が聞かれました。

頭ではわかっていてもなかなか実感できないと焦ることもあるでしょう。リワークフォローアップは、同じ経験をしてきた方々の話を聞いて少しずつ不安が解消されたり、自分の中で納得していけることが増えてくるお手伝いができると思います。

しばらく連休でリワークはお休みとなります。復職やリワークで整えた生活リズムを崩さず、健康に過ごしてください。

自己理解「私はわたし」・ライティングセラピー

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

 

「自己理解、私はわたし」では、今の自分と子供のころの自分が思う「私」を考え検討しました。

外面的な要素と内面的な要素、そして肯定と否定、客観的事実などに分類し、時とともに変化する自分への印象を比較する事で自己理解を深めていきました。

子供の頃の方が、感情表現が豊かだったという方もいれば、その逆の方もいました。

 

ライティングセラピーでは、知人や友人、家族など、好きな人を一人選んで手紙を書いてもらいました。

普段は言えない本音や願望、感謝の思いなどが次々に出てきました。

心にある本音を少しずつかたちにすること、言えなかった感謝の言葉を伝えることなどの大切さについて振り返ることができました。

心の境界線と自己肯定感を振り返って

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今日は3月4月と2か月間にわたって取り組んできました<バウンダリー(心の境界線)>と<自己肯定感>シリーズの最終回ということで、今までを振り返り、いま一番自分自身にとって大切だなと思う取り組みポイントについてシェアしていきました。

たくさんの種類の取り組みポイントが出ましたね。

その時その時のプログラムの場面を思い出しながら、皆さんのお話をお聴きした今日のひと時でした。

バウンダリーは、人間関係のストレスと密接に関係していると言われています。「できることから」ゆっくり育てていけますように … 。

 

 

ゆったりとしたヨガで肩周りをほぐす

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
本日のヨガはリクエストがあったので、ゆったりしたヨガで肩周りをほぐしました。
ゆだねるヨガの陰ヨガのバタフライポーズでは心静かに目を閉じて、深い呼吸に集中し、自分の身体を内観しました。

じっくり向き合うことで、瞑想に近い効果をもたらす効果もあります。

そして、仰向けの三日月のポーズ(パールシュチャンドラアーサナ)は、ふだん重力で押しつぶされている背骨の間が広がり、歪みを整えることができます。体の側面と腰まわりの筋肉がストレッチされるので肩凝りや腰痛にも効果的です。
 
今日の自分と向き合い、深い呼吸ができたヨガはリラックス感が増します。

値踏み

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、ケーススタディとして「人の目が気になる」をテーマにしました。

その時にふと湧き上がる思考にはどんなものがあるかを出し合っていた時に

「値踏み・・・」

ふと口から出てきたその言葉。

自分が人から点数をつけられているような気がしてしまう、評価を下されている、ジャッジされているような気がする、批判されるのではないか、低く見積もられる、ランク付けされる … 今回も、そしてこの数年間プログラムの中で多くの方々からも、この感覚をさまざまな表現で聞いてきましたが、最も短い3文字に集約された響きとなりました。

 

このような心境になった時、どのように考え方を柔らかくして対処していくかを皆で検討していきました。ケースではありますが、自分自身に置き換えながら検討できたご様子でした。

「これからの自分」に今日の自分が申し送ったメッセージ、ココロの中で大切に育っていきますように☆

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

4月の最終週です。今日は、今月の活動を振り返り、みんなでシェアしていきました。
リワークプログラムの中で気づいたこと、生活の中で取り組んでみたこと、様々な点から振り返ります。

最初に、今月はなんとなくそわそわしている感じのうちに過ぎてしまったように思う、という言葉がありました。
そういう気持ちの方は多いかもしれませんね。

振り返りながら、「できなかったこと」「足りないこと」ばかりに目が向いていることに気づいたという方もいらっしゃいました。
頭で考えてできるだろうと思っていることも、実際に行動することで、本当にできるという実感ももて、自信にもつながるという方もいらっしゃいました。

お互いに感じていること、気づいたこと、様々な言葉を交換しているうちに時間はあっという間に、今回も過ぎてしまいました。

さあ、また来月もゆっくりと。

パーソナリティ障害・実践チームワーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

午前中はパーソナリティ障害について学び、他者理解や対応について考えました。

パーソナリティ障害とは、本人が大きな苦痛を感じたり、思考や対人関係などが日常的に支障をきたしていて、なおかつそれが長期的、全般的にみられる人のことです。

いくつか種類はありますが、共通して言えるのが「自分へのこだわり」と「傷つきやすさ」といわれています。

午後は『実践チームワーク』です。災害時を想定して、避難所に何を持っていくかを話し合ってもらいました。

設定は、ごく一般的な6人家族です。それぞれ役になりきってもらい、制限のある中でより優先されるものを多数決で決めず、納得のいくまで話し合う形式で進めました。

実践チームワークでは、こうした「合意形成」を大事にしています。

自分の意見を表明することや他者と折り合いをつけていく練習になります。

毎回、穏やかに楽しく取り組んでいますので興味のある方は、ご参加ください(毎月行っています。詳しくはプログラムカレンダーをご覧ください)。

 

 

自己肯定感を上げていこう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の自己洞察ワークでは、<自己肯定感>をアップさせる為にはどういったことを意識したり工夫できると良いか、皆で検討していきました。

1つ1つはすごく難しいものではなく、「え?こんなことでいいの?」と思うようなことが多かったですよね。そこをスルーせず、「ちょっとやってみる・ためしてみる」からスタートできると、より実行に移しやすくなりそうでした。

工夫すること自体にもブロックがかかっていることに気付けたケースもありました。「ここにもブロックがあったんだね」と気づけることそのものが大きい進歩だったりします!

また、今日はしんどいなと思う状況の中でも「今の自分の状態にYESを言う」のエクササイズをリアルに体験・体得された方もいらっしゃいました。

来週の自己洞察ワークは、3月4月と取り組んできた<バウンダリー>と<自己肯定感>の振り返りに時間を使っていきますが、何件か実践的な「あるあるケース」にも取り組んでいく予定です。

★5月のプログラム

< プログラム全体図 >(PDF) 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 認知行動療法・ライフスタイル・ヨガなど  認知行動療法ヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 自己洞察プログラム・個別プログラムなど 自己洞察プログラム  <個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法など

土曜: リワークフォローアップ・ドラマセラピーなど ドラマセラピー

罪悪感、恥、自尊感情 -自分のうけとめ方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、感情を理解するシリーズとして、「罪悪感」と「恥」、「自尊感情」をテーマに取り上げました。
不安や怒りなどは、自然に生まれてくる感情です。
罪悪感や恥、自尊感情という気持ちは、最初に生まれた感情を、自分がどうとらえているかが加わって生まれてきます。

自分が「罪悪感」や「恥」、「自尊心」を測るには、何かの尺度、価値判断があるはずです。
自分の尺度に気がつくと、それが考え方や感情、行動にどのように影響をしているか、考えられるようになります。

その尺度に基づいた「自尊心」が現実的なものなのか、それで自分が窮屈になっていることはないだろうか?
改めて見直すきっかけになったようです。

そういう自分の受け止め方を、自分への独り言として常に言い聞かせていることはないか、この癖も振り返ってみました。
良くも悪くも、私たちは自分の思ったとおりにしかなりません。
セルフトーク、見直していきたいですね。