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リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方が不安や疑問を話し、既に復職された方が経験を振り返り、みんなで考えフォローし合うグループです。

復職される方からは復職までの準備は何をしたらよいか、復職してから心がけていることなどについて質問が出ました。復職された方から準備したことは、通勤時間と同じ時間に電車に乗って通勤する、勤務時間に合わせて生活リズムを整える、今までリワークで学んだことを整理してみるなどが挙げられました。復職してからは、体調を維持して毎日通勤することが大切、無理をせず余力を残しておく、ジムやアロマ、ウォーキングなどでストレスを溜めないことを心がけているというアドバイスが得られました。

話し合いの後、復職される方からは、具体的なアドバイスが得られ安心した、一歩進めそうだという感想をいただきました。復職された方からは、復職してからの経緯を振り返る良い機会になった、定期的に振り返りは必要という感想が得られました。

リワークプログラムは復職後も続きます。復職された方が、リワークフォローアップを復職前後の自分を振り返り、心身ともに健康に仕事を続けるために活用していただければと思います。

 

ネイルケア&自律訓練法

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、午前にネイルケア、午後に自律訓練法を行うなど、リラックスを主眼にした1日でした。

午前のネイルケアでは、爪のお手入れやハンドマッサージなどを通じて、無心になる時間を得られたり、手だけでなく全身がポカポカしたりして、とても気持ち良かったとの感想がありました。

また、女性だけでなく、男性参加者もいらっしゃり新しい体験になって良かったと話されています。

スベスベの綺麗な指先や良い香りのクリームに癒されながら時が過ぎました。

午後は自律神経(交感神経と副交感神経)について学んだあと、自律訓練法の実践を通し、自己暗示がもたらす効果について考えていきました。

自律訓練法自体は、正直に申しますと決して面白いものではありません。

しかし、リラックス状態にありながら集中力を養うことは、瞑想に似ており、習得できるととても役に立つものです。

慣れてくると、リラックスしたい時に、サッと短時間で集中できるようになります。

また、適度なリラックス状態を体験することで、自律神経のバランスも整いやすくなります。

考え方の広げ方

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今日は認知行動療法より、考え方の広げ方を検討していきました。

咄嗟に湧き上がる思考にそのまま操られないために、その思考をどう柔らかくしようか?どう広げていこうか?

こんなアプローチもあるよ、あんなアプローチもあるよ、と今日はご紹介が主になりましたが触れていきました。

来週は今日のご紹介を踏まえ、実際に自分自身のケースで「こんなアプローチ、あんなアプローチ」を検討し、認知を再構成していくワークを実施していきます。

ちなみに今日みなさんの中で一番多く印象に残ったポイントは「メリット」でした。このメリットの為にその思考を優先的に自動的に湧き上がらせている自分をまず〇〇〇〇〇でしたね!

来週は実践的なワークです。このワークの極意は「慣れる」。

自分事としてはできなくても、皆の作業の流れを風景として見る(触れる)だけでも慣れていくプロセスの最初の一歩。一緒に広げ方の感覚に触れていきましょう。

※シリーズ途中からのご参加も大丈夫です

アサーション・トレーニング:まずは考え方から

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、アサーティブな考え方について考えてみました。
アサーションというのは、自分をまず尊重し、その上で相手のことも尊重する自己表現です。

自分の要求や思いを率直に表現するのは、なかなか難しいですね。
参加者の方々も、遠慮がちで、あるいは強くですぎてしまって、お互いを尊重したやりとりをするというのはなかなか難しい様子でした。

アサーティブな表現をするには、アサーティブに考えることが最初のステップです。
ということで、今日は自分が不合理に思い込んでいることがないか、検討してみました。

日常の場面では、相手がアサーティブでないときや、立場・状況などで、難しい場面も多々あります。
今回も、皆さんから、そんな場面にかかわる様々な意見が出ました。

そういうときも、人間は等しく、アサーションに関する権利をもっているという理解を、支えにしていきたいと思います。

摂食の悩みGroup

こんにちは、南浦和駅前 町田クリニックです。

摂食の悩みを持つ人によるグループ 第1回 を開催しました。明るい日差しが入る町田クリニックの小リワーク室、そこにはテーブルと椅子が各数個ずつあるのみのシンプルな部屋ですが、人の出入りもない、静かな、日常から仕切られた”非日常”空間にて、少人数によるグループがスタートしました。

各自椅子を自分で移動し、自分にとって”適切な距離” に設置するところからスタート。事前申し込みも必須でないため、院長の診察を受けた方は当日いらしていただければOKです。お互いに初めて顔を合わせたため、簡単に名前を名乗って近況を述べ、グループはそろそろと進んでいきました。

途中、沈黙等の時間もありましたが、静かな明るい空間の中で参加者の方の、自分への振り返りが進み、それぞれ自分を客観視し気づきが生まれたところもあったのではと思います。また、1対1のカウンセリングと違って、他の方の話を聞いて”共感”し ”触発”される、という作用も働いたように見えました。最後もあいさつで退室し、わずかでも互いのつながりが実感できたように思います。

日常ではなかなか静かに自分を振り返ることも難しい毎日の中で、90分間は決して長すぎる時間ではなかったのではないでしょうか。

次回は3月9日(月)10時から、また、喧騒の日常とは離れた「小リワーク室」で開催します。

キャリア:ライフデザインとキャリア探索

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

2月の月曜日は、キャリアをテーマに考えています。
元の職場へ復帰するつもりの方にとっても、転職を考えている方にとっても、これからどう働いていくか、考えどころですね。
自分にとってのキャリアの重ね方を、より広い視点で考えなおすことは役に立つのではないではないかと思っています。

今日はまず、ライフデザインの考え方を紹介しました。
ご自身の経験をふまえた意見交換も活発になされ、いかに納得できる選択を重ねるかが、人生で重要なことだなと感じました。
今までに、様々な決断をしてきた方にとって、そのどれもが、そのときは最善の選択だったはずです。
それはきっと、将来の納得につながっていると信じて、進んでいきたいですね。

その上で、RIASECの六角形モデルを使って、興味や関心をキャリアとつなげて考えてみました。
今の仕事を考えると興味があるといいきれないなぁとか、まったく逆の関心を持っているんだけど、両方一緒は難しかったなぁとか、様々な感想がありました。
共通していたのは、思ったより関心や興味に応じて、仕事を選んでいたんだと気がついたこと。
意外と、自分はちゃんと自分のことをわかっているのですね。

 

ヴィンヤサヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
昨日の土曜日のヨガはヴィンヤサヨガをしました。
ヴィンヤサヨガはアシュタンガヨガを元にアレンジされたもので、ポーズとポーズを呼吸でつなげながら、流れるように動き続けるスタイルで、運動量も多く、全身の筋肉をまんべんなくつかいます。

思い切り体を動かすことで体脂肪が燃焼し老廃物が排出され、インナーマッスルが鍛えられます。

呼吸に乗せて体を動かしていくと、気持ちをリフレッシュし集中力の向上にもつながり、心地よく動いた後はネガティブな感情も自然に手放せていたりします。

疲れているときは無理をしないように心と身体をやすませるようにしましょう。

思いこみの再発見!& 誰を採用する?

今日は午前中に「思い込み」について検討しました。
固定概念を無くさないと真実が見えてこない問題を出し、皆さんに答えてもらいました。

普段、私たちは様々な思い込みを抱えながら人と会話をし、その思い込みによるズレに気づかずコミュニケーションを進めています。

同じ言葉を聞いても想像するものが人によっても違うということを知り、相手をわかったようでわかっていない、相手にわかってもらえたようでわかってもらえていないことを確認することで、より丁寧なコミュニケーションに繋がることを意識してもらえたのではないでしょうか。

 

 

午後は、合意形成を目的にとしたグループワークを行いました。
様々な年齢や背景をもった5人の応募者から、ボランティアを2名選出してもらうのですが、多数決に頼らない話し合いで決めてもらいました。

どの班も想像力が豊かで、活き活きとした話し合いができました。
各班ごとに採用した順番とその理由を発表してもらいました。

自分の意見を否定せずに聞いてくれたことで、相手の意見も素直に聞くことができた。あらゆる人の意見を聞いて違う視点に気づき、自然と意見を受け入れることができた。などの感想があり、相手を尊重した話し合いができたと思います。

「相手を尊重しながら、自分の意見も主張する。そしてチームとして意見を合わせる」
職場で活かせるスキルです。

 

ストレス体験の共通点はこれか!

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

毎週木曜日の認知行動療法、本日は「アセスメント」をテーマに自分自身のストレス体験を俯瞰してみました。

複数のケースを見渡してみて、ストレスの状況、反応、対処の共通点をあぶりだしていきました。

全く違うケースなのに、自分が何にストレスを感じているのか、反応の仕方や考えてしまう傾向などがどれもこれも似ていてびっくりした!

… そんなご感想がとても多かったです。書き出してみるって本当に大切ですよね。

自分の特徴やパターンを発見した方も多かったです。「そうだったんだ!」の皆さんの表情がとても印象的でした。

今日は「my自動思考」のキャラクターも各自作ってみました。キャラクターができたら、ネーミングもやってみましょうね! じっくり考えて名づける方、咄嗟の閃きで名づける方、これもまた様々がパターンがあったようです。

来週から、自分のとらえ方・考え方をいよいよ<広げる・やわらかくする>作業にはいっていきます。

※シリーズ途中からのご参加も大丈夫です。

アサーション-自分のタイプを知ろう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

2月の水曜日は、「アサーション」をテーマにしています。

「アサーション」は日本語にするのがなかなか難しい言葉なのですが、「さわやかな自己表現」とも呼ばれています。
自分のことも、相手のことも犠牲にせず、円滑な対人関係をはぐくむには、大切な視点です。

今日は、自分の自己表現のタイプを知るとともに、「アサーション」とは何か、を理解していきました。
自分の気持ちや思いを犠牲にせず、相手の思いも尊重するようなコミュニケーションは、どうやったらできるでしょうか?

グループ・ワークとして、お互いの大切なものをだしあい、合意するプロセスを体験しました。
そのなかで、お互いの考えが違っても、納得できること。
自分の考えを伝え、それを理解してもらうことの気持ちよさなどが実感されたようでした。

次回は、アサーティブな考え方をまず、身につけていきたいと思います。